今夜、すべてのバーで | ワビとサビ

今夜、すべてのバーで

中島らもは自身の体験をもとに書く話が結構あります。そんな中からピックアップがこの一冊。

この本の中にエルヴィス・プレスリーの死の真相についての記事の転載、自分の意見が書いてあるんだけどこの文章が素晴らしい。人の弱さっていうのを正面から向かい合ったときに、これだけ誇り高く、そしてどこまでも乾いた文章はいつ読んでも、何度読んでも心に深く突き刺さる。

個性的な登場人物のパンチの効いたやり取りも一読の価値ある、そんな1冊です。


この本の中で「教養とはけして学歴ではなく、一人で時間をつぶせることだ。」という趣旨の文があります。


ここ最近時間を持て余すようになってつくづく実感してます。今までのお金と時間のバランスが変わったので当たり前は当たり前ですが・・・


あと最近集中力が低いと思う、何事も集中していきたいと思う。