風は戦の終わりを告げていた | ワビとサビ

風は戦の終わりを告げていた

自分の勤め先が先週金曜を持って廃業になった。


廃業ともいうし店じまいともいう。現実は甘くない。勤め先が危ないんじゃないか!?そんな話はもちろん僕等社員の間でも実しやかに囁かれていた。でもそれは人によって「3年以内に危ない」だったり「今年一杯」であったりどうも真偽のほどは掴みかねていた矢先の話だった。


このこと自体日記に書こうとは思っていたのだけど、やはり匿名とはいえ会社から「その日」までは内緒にしてて欲しい、という話があったのでもちろん家族、極一部の親しい友人にしか話しませんでした。


計画倒産、というものではなく業界、将来の展望、それらを考えたときに明るい見通しがもてなかった末の取締役達の苦渋の決断だそうだ。僕らに話したそのときは法的に定められてる、1ヶ月前の通知、そのぎりぎりの日だった。


取締役も苦渋なら僕等も苦渋だ、何せ話を聞いたときは水面下で必要な手続きはどんどん進んでいたのだ。事後承諾だから受け入れるしかない。


そんなわけで来週から無職です。月曜に離職票もって、ハローワーク、そして再就職をしなくてはいけないですね。

新しい場所に、馴染むってなかなか大変だから正直、しんどさも感じますが、頑張りたいと思う。ここ何ヶ月の決断は数年後の自分の姿を大きく変える一つの運命の分かれ道なのだから。