やれやれ…
「日記の中では誰もが退屈な毎日を反復している。律儀にも一日たりとて飛ばすことなく、一日に一日ずつ暮らしている。成熟を急いだり、逆に遅らせたりもするが、一気に四つ年を取ったり、一年に一歳若くなったりはできない。ただ、生きている限り、成熟し、老化する。でも、自分はいつ、どのように成熟し、老化したかは日記を読んでもわからない。日記には日々の暮らしが記録されているが、人は蛙と違って二三日で急に脚が生えたり、尻尾が消えたりはしない。少年期のぼくは中年になった現在の自分を予測することはできなかったが、現在の自分から数十年前の自分を甦らせることもできない。なのに両者は一日一日の反復をあいだに挟んでつながっている」
島田雅彦『君が壊れてしまう前に』角川書店 11p
僕の好きな小説です。いつ読んでも素晴らしい文章です。
今日は自分の恋愛観について書こうと思います。
心理テストなどで自分の恋愛観を試すと軒並み、空想で楽しむタイプ・プラトニックタイプと診断されます。
恋愛に関しては臆病者なので恋多き人ではありません。現実として上記のプラトニック系は当たってると思います。
以前最も長く付き合ってた女性とは3年近く付き合ってました。結局は僕が振られるという顛末で終わりを告げましたがこの出来事は自分の価値観を大きく変えた一軒でもありました。それ以来僕は恋愛に対して非常に冷めた姿勢に変わった。
彼女がいない時期も結構長い。そろそろ、一人で夕飯食べるのが寂しい今日この頃。一日どんなことがあったとか、たいしたことじゃないけどそういう会話を交わしながら夕食を食べたい。テーブルの向こう側に薄い人影を垣間見ながらそんなことを思う。
子供の頃から大人になっても男って女性に育ててもらう生き物なのかな~?
最近、気になる人いるんだけどその一歩が踏み出せないのだ。やれやれ…