とある後遺症 | ワビとサビ

とある後遺症

今日は雨降りだった。

風がまったくなかったのだけれど一時的にかなりの勢いでふった雨は空から地面に対し垂直に落ちてくるようだった。あまりに地面に対し垂直な雨を妙に心奪われてしばらく見てた。りゆうは不明だが。


九月の初旬になると虚無感を感じることが多い。夏の終わりを寂しく思う気持ち、そして今まで1番長く付き合っていた女の誕生日があるからだ。3年付き合ってた。(正確には2年11ヶ月だけど)分かれた理由はちょいと悲惨なので書かないけど(想像にお任せします)20代半ばに3年付き合ってたってのはいろいろと大きいものがあるんだよ。別れた女のことを今でもいい女だったと思う。何も知らない僕にたくさんのことを教えてくれた。楽しい思いでも僕がごねてけんかしたこともよい思い出だ。素直に感謝してる。でも、もう1度、もう1度やり直したいか!そういわれれば答えはNOなのだけど在りし日の思い出はよいものだ。多少の時間というワンクッションを置いてもそう思う。兎に角、九月の初旬には胸のうずきという後遺症が僕にはある。