映画『あさひなぐ』感想&舞台版との違いについて(※ネタバレあり) | もんblog~48G、46のこと、K-POPのこと〜

映画『あさひなぐ』感想&舞台版との違いについて(※ネタバレあり)

昨日自分の家から近い所の映画館に行ってあさひなぐ見て来ましたー!

早く見たかったので上手い具合に時間見つけて見に行けて良かったです。

 

 

 

○ストーリー

 

映画版では旭が真春に出会って薙刀を知り、部活に入る所から真春が國陵高校の一堂寧々に負けてしまい自身をなくし連盟の練習にばかり行ってたり、二つ坂の薙刀部の関係もぎくしゃく。その後小林先生が練習試合を申し込んで代表戦で真春が寧々に勝つってところまででした。1時間40分ほどにまとめられてたのでこれくらいの内容が妥当なのかなぁと思います。

 

 

○感想

 

取り扱う部分が明確に見えていたからなのか1つ1つのストーリーがしっかり書かれてて、漫画により忠実だなぁって思いました。舞台では食べるシーンはないから映画だとよりそういう部分が描けてて面白いなと思ったし、旭が体重計に乗るところは来ると思ってなかったからビックリした。

 

痴漢の部分は映画だと少し違いましたね。舞台版は漫画のままな感じ。映画でも真春が来て痴漢を蹴り飛ばしててカッコ良かった。

 

 

<個々への感想>

・東島旭…西野七瀬

なぁちゃんの旭は文化部って雰囲気がすごいあるけれど、弱弱しくは見えなかったかな。努力家で粘り強くて。夏之くんとのやり取りの時のもじもじ感がいじらしくて可愛かったし、小林先生のボケに乗ってあげててきゅんとした。なぁちゃんって声が細いイメージがあったんだけど、大声が出ててすごいなと思った。いい意味でイメージが変わった。漫画でも旭はとても芯が強くてカッコいいんですけどなぁちゃんもカッコいいなぁって思った。お寺のシーンは舞台版でも映画版でもやっぱりグッとくるところだなぁと思った。映画だとそのシーンをリアルに演じるから辛そうだなぁとも思ったし。真春に喧嘩売る所の旭に痺れた。

 

飛鳥ちゃんの旭はほんとにちっちゃくて華奢で子供っぽい感じだったからそこは少し違うかなと思った。なぁちゃんは飛鳥ちゃんよりは背高いしね。

 

 

・宮地真春…白石麻衣

マジで綺麗。強い。カッコいい。まいやんが演じると本物だなと思ってしまうくらいハマってた。薙刀に力を入れすぎてて勉強が全く出来ないってところもまいやんに合う所なのかなと思ったり。旭に抜き技を教える時の真春がすごいカッコ良かったなぁ。役柄的にチームで1番強くてプライドも高いから演じる上で難しそうですけど、見てて違和感は感じなかったです。

 

若月真春は勉強が出来る真春に見えてたなぁと思い返してました。若様は真面目だから真春を演じる時もとても真面目でしっかりしてたから勉強も出来るようなタイプの真春かなって思った。

 

 

・八十村将子…桜井玲香

桜井さん思ってたより将子ちゃんっぽく見えました。実際お嬢様だしぽんこつのイメージが強いからヤンキーっぽく出来るのかなぁと気になってたんですけど、映画観てると桜井さんが漫画の将子ちゃんだなぁと思うようになってきました。顔面が強めなので睨むと本当に怖いし(笑)桜井さんじゃないくらい口調が悪かったけどいい意味でイメージが変わったなと思いました。桜井さんのヤンキー役あり!

 

井上将子の方が声を低くして口調も荒くって感じだったかなと思います。でもそんなに差は感じないかなと思いました。

 

 

・紺野さくら…松村沙友理

まっちゅんのまんまなんじゃないかなと思いました(笑)さくらちゃんは自分が可愛い可愛いってタイプだからそこはまっちゅんにピッタリなとこですよね。毒舌っぷりも違和感なかったし、映画では最後の國陵高校との練習試合は親戚の結婚式出るからいませんって終わってから晴れ着で来るし(笑)そこのシーン面白かったなーw 

 

新内さくらもさくらちゃんだったけど、金持ち感があるとすればまっちゅんの方なのかなと感じました。親しみやすさだったら絶対まいちゅん(笑)

 

 

・野上えり…伊藤万理華

丸い!!とにかく丸い!それが第一に来てしまうんですけど、真春をさっとフォローしたり自分の役割と分かって無難にこなしたり部長っぽさが出てたかなぁと思います。まりっかは演技がお上手だね。國陵高校の寒河江さんとの対決の所は身長差があるからやりにくそうだったけど果敢に行っててカッコ良かった。大事な所で小林先生に邪魔されててあー野上部長だわーってなったw

 

生駒えりは優しいんだけど腹黒い所が全面に出てる感じだったから小林先生が出て来たらぼこぼこにするような部長でそれはそれで面白かったなぁって思う。

 

 

・一堂寧々…生田絵梨花

いくちゃんカッコいい~。寧々ちゃんはやっぱり強いなぁと思った。熊本弁話すいくちゃんが新鮮。思ったより國陵は出てこない感じだったのでライバルだしカッコいいんだけどそこまで目立ったかと言われるとそうじゃない気がします。そしていくちゃんの寧々ちゃんは駄々っ子な感じで可愛い。孤独な感じはそこまでしなかったかも。

 

堀寧々は生田寧々よりももっと孤独にチームの誰も寄せ付けないような寧々ちゃんだったな。本当は寂しいくせに強がっている不器用な寧々ちゃん。違いがはっきりしてるからこそ見てて面白かった。

 

 

小林先生…アドリブ多すぎてズルい役柄だなと思った。一番面白かった。多分カットされた台詞も多いんでしょうけど、その分映画に差し込まれたシーンは本当に面白かったんだなーと見てて思いました。あのラーメン屋のリップクリームのくだりはずるい!みんな笑い堪えられてなかったし。

 

夏之…まいやんが真春だから夏之もイケメンがいいなぁと思ってて、映画のキャスト見た時にえぇって思ってしまったんですけど映画見るとそこまで違和感は感じなかったかもしれない。髪型はストレートにしてほしかったけども。旭とのシーンは青春だなと思った。

 

大倉文乃…富田ちゃんすごいわー。役柄のために体重も増やしたりしていてカッコいいなぁと思うし、食べっぷりが良かった。最初結構年上なのかなって思ってたけどメンバーよりも若いことに驚いた(笑)現役JK恐るべし。のぎちゃんに馴染んでたし、文乃っぽさも出てた。今回の映画で富田ちゃんが気になる存在になりました。

 

寒河江純…ひなちまのお姉さん綺麗だわー。映画版の寒河江先輩はとても凛としていてお上品だったけどそこまで甘やかすタイプではないかなと思った。美彩先輩の寒河江さんはすごい優しくて不器用な寧々も包み込むような感じだったけど、映画だと寧々の腕を引っ張ってはけて行ったり、練習試合で真春に負けて拗ねる寧々の背中を強く叩いたり強い寒河江さんだった。

 

 

 

あさひなぐにほんとハマってるんだなぁ私って思いました(笑)

舞台版と映画版どっちも見れてこうやって面白い所を比較出来て嬉しいです。

出来ることならばどっちも映像化してほしい限り。

 

 

 

ここだけの話

戸井田奈歩を実写化するならその時は橋本さんにやってほしかったなぁって叶わないことだけど思ってる。