ずっと診てもらって居たのが教授先生だったので(その科の院長的な)9月の入院中に看護師さんから先生転勤するって~という呆気ない報告に戸惑いました。


マジか~っていうのと
え、このあとどうなるの?
みたいな感情ごちゃごちゃしていく感じ。

転勤先を聞いたのですが、成田の方ということで通院するとしたらそれだけで2時間以上かかるという。。
教授よりもっと上の地位に就くそうです。
それは凄いけど、患者置き去りなの……?

元々、自分の癌のあった箇所は30代で発病するのは極めて稀で、教授先生の受け持つ患者の殆どが50代~60代以上の人ばかり。
そんな年齢の人達に川崎の栄えた地域とはいえ、そこから電車で2時間以上のとこに通院というのは、非常に酷な気もした。


正直、自分も一駅で着く場所の病院だから
入院中のお見舞いとか身の回りの事をするのに母が来てくれやすいのは助かっていた。
御歳65歳越え(詳しくは分からない親不孝者)の母が毎日のようにして来てくれるのは有難いことなんだなと改めて思う。




では、主治医の先生が交代するということになる。
幸いにも、何度か手術をしてくれていた先生を看護師さんの猛プッシュで担当先生になるということになった。



正直、不安である。。
教授先生は「痛くない治療」をモットーに色々診察してくれていて、それでも毎週の通院で診察される時、激痛だった。


担当の先生が代わったら……?
激痛がさらに激痛になることだって有りうるわけで。


でも実際診てもらってみると、痛みはそこまで酷くなくて、でも殆ど余命に近い宣告をされることになった。


「身体のことだけを考えて、一生障害を持って生きていく」
「正直、前回と同じ手術をこの1年の間にもう一度しないといけないけど、熱が出て腸炎になって吐き気が出るようなことをもう一度するのはだいぶ危険があるので、その手術はしたくない」
それが担当の先生の最善の答えだ、と言われた。


これは自分にとって絶望に近くて、殆ど余命を決められたような気持ちになった。

だって最初の話では、1年から1年半あれば元の身体に戻れるって
そう言ってたから色々耐えてきたのに。

1年経っても元に戻れる見込みがないからあと半年、長くてもう1年。
出来る限りのことをして、手術して、元の身体に戻れるように手術してきたんじゃないのかよ……



今の状態では、働くことも出来ない
痛みは無くならない、元に戻る可能性も限りなく少ない。


家族と、母と、話し合って決めて欲しいと
言われても、こんなこと話せるわけないじゃないか…


こんな身体のまま、一体いつまで生きてなきゃいけないのか
人に迷惑をかけて、心配をかけて、働くことも出来ないのに生きてなきゃいけなくて




色々考えてるだけで涙が出る
いつから
昔からいつも感情が強いのか弱いのか
何か言うだけで泣いてしまって話にならない
自分のことなのに決めることなんて出来ない


だって元に戻るつもりでいたんだから
それ以外の選択肢なんてないんだよ…




色々考えてたら熱が出てきて
日曜日じゃなくて良かった。。
早く未練を断ち切って、余命宣告された方がいいのかもしれない。