未来に於ける家庭事情は然ることながら
限りなく腐なので、見たい方は・・・反転どうぞ。文句は聞かないぜコラ!
※リボツナ+10年後 ギャグ
ほんと、あれどうにかなんないかな。
イタリアを統べるマフィア、ボンゴレのドン10代目は、その執務室でぼそりと呟いた。
あれってなにって、リボーンのコスプレ・・・もとい変装のことに決まってんじゃん。
今更感も拭えないが、リボーンは今年11歳だ。
流石に11歳となると、発育の良いイタリアの血も相俟ってコスプレは出来ないと思うだろう。(本人はコスプレではなく変装だと言い張っているが)
だがこの歳でそのコスプレを難なくやってのけてしまうのがリボーンのリボーンたる所以だ。
まあ彼は元がいいので、今も超がつく美少年に育っておりコスプレをしてもあまり違和感はないのだが。
だけど、流石に昨日のあれはなあ・・・。綱吉が冒頭のことを思ったきっかけは昨晩の出来事のせいだった。
昨晩、仕事を終えた綱吉がシャワーを浴び寝室へ入ると、何故かそこには美少女が立っていた。
一瞬敵襲かと身構え、そのような雰囲気はないと見極めると緊張を解く。
今日は愛人の誰かと会う約束でもしていただろうか、一瞬思案し、それはないと暗闇の中相手をよく見つめた。
その長い睫は窓から差し込む僅かな月の光に照らされ、俯き気味の頬に影を伸ばす。
紅い唇は肌の中に浮き上がるように艶かしく光っていて、遠目からでも解る肌理細やかな白い肌は暗闇の中で薄く光るように、存在を確固たるものにしていた。
この世にこんな人が存在していたのか、と思わず生唾を飲み込む程の美少女だ。
そんな美少女が何故ここ、沢田綱吉の寝室に居るのだろうか。
答えは唯一つしかなかった。
・・・リボーンさん、俺は騙されないですよ。
「そうだな、取り敢えずダメツナなおまえでも俺のコーディネートがあればすれ違った時誰もが思わず振り返るような美少女になれると思うゾ」
といきなり背後から声が聞こえ、びくっと肩が跳ね上がる。
さああと顔から血の気が引くのを感じながら、後ろをゆっくり振り返ると案の定リボーンだった。
「ええっとリボーン先生すみませんでしたあああ!」
座っていた執務椅子からずり落ちて頭を床に擦り付ける。まごうことなき土下座のポーズ。
今ここにいるということは、きっとかなり前から居て心を読まれていたのだろう。取り敢えず誠心誠意心の奥底から謝ってみる。
「ああ、俺は優しいからな、セーラーとブレザーどっちがいい?」
ああ、これは、うん。きっとそういう意味だ。
「すみませんすみませんほんとどっちも嫌です」
「そうか、じゃあ俺はちょっくらぶっ放しに行ってくるぞ」
「やっぱセーラーでいいですゥゥゥ!」
あぶなかった、絶対こいつボンゴレの邸破壊しに行くところだった。すんでのところでリボーンの奇行を止めた綱吉は、自分が何を口走ったか覚えていない。
「俺的にはブレザーがオススメだぞ。セーラーの腹チラも捨てがたいがやっぱり脱がしたくなるのはブレザーだしな」
「え、あの」
変態発言、やめてください。
切に願ったがリボーンには届いていない。というか絶対故意だが、聞いていない。
「じゃ、早速着てみるかダメツナ」
ニヤッと我らが家庭教師リボーンさんが吐き捨てた。
おれぜったいそんなの着ないからなあああああああ・・・!
かくして、ドン・ボンゴレの悲痛な叫びは誰の耳にも入ることなく儚く消え去った。
暗転
***
未来のリボーンさん宅のコスプレ事情
リボツナってマイナーなんだよな(´;ω;`)