あらかじめ言っておきますが、今日は下ネタを含む変な話ですので、読む際はご注意ください。
と言いつつ、わりと真面目な幸福の話です。
もう随分前の話ですが、藤本憲幸さんの健康セミナーを受けたことがありまして、その時に藤本先生がこんな話をしてくれたんですね。
確かインドだったと思うのですが、電気もガスも水道も通っていないような山奥で暮らしている民族がいまして、その村に幸福をずっと追求しているヨガの達人の長老がいたんですね。
その人は幸福になるために、ありとあらゆる修行をしていて、それこそ断食だったり瞑想、滝行、断眠(寝ない)、呼吸法、日本で言えば比叡山の千日回峰行みたいなことまで色々とやっていたのですが、どれだけ厳しい修行をしても、最高の幸福感は得られなかったそうなんですね。
で、ある時、その長老は妻と性行為をしていて、人生で初めて妻と全く同じタイミングで、全く同じ時間オーガズムに達するという経験をしたんですね。
この全く同じタイミングで、全く同じ時間というのがポイントで、普通は男性の方が先にオーガズムに達して、すぐに冷めてしまうと思うのですが、この長老とその妻は同じタイミングで頂点に達し、そして同じ時間だけその絶頂を味わったそうなんです。
すると、その長老は悟ったのです。
真の幸福はこれだ!と。
今まで色々やってきたけど、結局一番の幸福は愛する人と一つになり、同時にオーガズムに達した時のこの快感と喜びこそ、最高の幸福なのだと気付き、そしてその村に男女が裸で抱き合っている石像を作ってしまったそうなのです。
私は残念ながら、男女で同じタイミングでオーガズムに達するという経験を人生で一度もしたことがないので、この感覚は全くわかりませんが、でも想像するだけでも、きっと凄く幸せな瞬間なんだろうなという妄想だけは出来ます(笑)
何より、2人同時にしかも同じ時間だけその幸福な時間に没入し続けるというのが、実は意外と難しいんじゃないかと思っていて、お互いにコントロールすれば出来るものでもないと思うし、滅多に来ない瞬間だからこそ、尊い体験なんだろうなと思うんですよね。
男女の体の差ってそれくらい大きいので、完璧にタイミングが合う瞬間なんて、長く一緒にいるパートナーでもそんなにないと思いますしね。
この話を聞いた時、なるほどそういう体験から得る幸福もあるのかと思って、案外幸福ってこんな単純なものなのかもしれないなと思ったことを急に思い出したので、記事として書いてみました。
ぜひパートナーがいらっしゃって、この体験を試せる人は試して欲しいですね。
私はまずパートナーを探すところから頑張ります(笑)