恋愛経験のない人ほど、もの凄く崇高な恋愛観や結婚観を語りがち。
リアルな男女間において、そんな理想世界なんて無理に決まってるじゃんというレベルの話をする人は、高確率で童貞か処女だと思っている。
実体験がないから、現実と理想の区別が妄想レベルでむしろ怖い。
多分、中学生くらいから恋愛に関する思考が止まっていて、妄想の中で作り上げた究極の理想をずっと追いかけてるんだろうなと思う。
人から聞いた話と本で読んだ話とネットで調べた話だけで作った理想論はすぐに見抜ける。
さらに怖いのは、そういう妄想的な理想論を安易に信じて、そうかパートナーシップってそういうふうに考えればいいんだって、納得しちゃう人がいる事なんだよね。
ちょっと冷静に考えてみよう。
その人結婚してる?
パートナーとちゃんと上手くいってる?
その人が言ってる理想論をその人自身が体現してる?
こうやって現実をしっかり確認して、自分の認知を歪ませないように一つずつ確証を得ていくのも、認知行動療法の重要なプロセスなんです。
そこを確認しないと、新たな刷り込みによりミスリードされ、逆に人生がおかしくなります。
安易に理想的な恋愛観や結婚観を真に受ける人ほど、自分自身が恋愛や結婚がうまくいっていなかったり、子育てで悩んでいたり、パートナーの悪口を言っていたり。
まず、その自分をどうにかする方が先だよ。
他人の話す価値観に「すごい!さすが○○さん!」と言っている時点で、生き方がもう他人軸。
自分がどんなパートナーシップを築いたらいいのかの答えは決して外にはない。
常に自分の中にある。
それは何度も相手と向き合い、最終的に嫌というほど自分自身と向き合った人にしかわからない世界観なんです。
何故なら、目の前にいるパートナーは常に自分自身の投影だからです。
仮にパートナーとの関係は、こうすればうまくいくよという確固たる信念を持っている人は、すでに理想的なパートナーシップを築き、毎日幸せに暮らしているはずです。
そしてその姿をちゃんと見せてくれます。
でも、ただの理想論を語っているだけの人は、自分のことをほとんど自己開示しません。
実体がないから、具体的なことは話せないし、見せられないのです。
ちなみに私は認知が根っこから歪んでいたので、恋愛も結婚も全て失敗していますが、その失敗談を事細かにブログに書いたら、その記事がこのブログの中で一番反響がありました(笑)
今はその記事は非公開にしていますが、あれは自分でも最高傑作だったと思っています。
何故なら、最大限の勇気を振り絞って自分自身の一番ダメな部分をさらけ出したからです。
本当に誰が見ても最高傑作なので、いずれまたどこかで公開します。
その時はどうか笑ってください(笑)
実体験によるリアルな男女間の壮絶な失敗談ほど面白いものはないです。
そして、私のその失敗談は、私と同じ価値観やパーソナリティを持つ人には、むしろバイブルになるだろうと思っています。