会社員時代、「マツケンサンバ」が流行り、 その年の忘年会で幹事が、
「マツケンやりましょうよ!」と言い出し、みんなで「マツケンサンバ」を踊った。
どこで調達したか全く覚えていないキラキラの衣装を着て、みんなで派手に踊った。
地獄だった。
何が楽しいのかさっぱりわからなかった。
これも仕事のうちと思い、全ての感情を殺して完全無になって、私は会社員としての役目を義務として果たした。
でも今になって「マツケンサンバ」を見ると、こういうダンスが全力で楽しめたら、人生どんなに楽しいだろうと思う。
会社の忘年会で踊らされた嫌な思い出が、私も出来るようになったら楽しいだろうなぁ・・・という、前向きな記憶に変わりつつある。
こういう一見大きな問題と思わないような過去の出来事も、一つずつ丁寧に振り返り、そこに付随する感情を少しずつ解放していく。
どんなに小さなことでも、“嫌だった”というサインを見逃さないこと。
MVの3分30秒辺りのレコーディング風景で、マツケンの後ろで楽しそうに踊っているスタッフを見ると、涙が出る。
こんなふうに人生楽しめたら、最高だよね。
と思っていたら、短いけど心に響く記事を見つけました。
私はまさに、一歩引いて傍観しているだけの人生でした。
「踊る」と「見る」のバランスをこれからも追及していきます。