（知っていることはあまりないけれど）家族です

【（知っていることはあまりないけれど）家族です】★★★★★★★★(８コ)

出演：ハン・イェリ、キム・ジソク、チュ・ジャヒョン、チョン・ジニョン、ウォン・ミギョン、シン・ジェハ、シン・ドンウク、キム・テフン、ハン・ジュヌ、チョ・アヨン、ソ・サンウォン、イ・ジョンウォン、カ・ドッキ、ヘジョン(AOA)、ペ・ユンギョン、クォン・ユル

このドラマ、なにげにハマりました。

お互いに抱えた思いや秘密をぶつけながら本当の家族とはなにかを繊細に描いてました。

平凡に見えて、みんな色々重荷を抱えていて、誰にも言えずにいると爆発してしまうんですよね。

家族だからといって言わなきゃ分からないし、家族だからこそぶちまけて、一人で抱えないでというようなメッセージが見えました。

韓国のファミリードラマは長編が多く、細かいけど中弛みがあるものも多いですが、このドラマは全16話の中に、無駄もなく、だからと言ってせわしなくもないストーリー展開になってます。

家族だけでなくしっかりラブストーリーも入れてあり、そこも良かったです。

相関図

登場人物紹介

キム・サンシク(チョン・ジニョン)

父。

両親がおらずおばあさんと二人きりで暮らしていた。中学の時におばあさんが亡くなってソウルに上京しお金を稼ぎ始めた。学歴はないが感性は豊かなロマンチスト。

イ・ジンスク(ウ・ミギョン)

母。

専業主婦。子供たちも全員成人し、離婚を考え始めるようになるが、子供たちにも迷惑かけずに『卒婚』という方法を提案する。しかしある事件によりそれどころではなくなる。

キム・ウニ(ハン・イェリ)

次女。

P&Fbook出版社チーム長。

自分の心より人の心を伺う次女。家族みんなと1:1の遊び文化を持っている。父とコインカラオケ、母とはマディソン郡の橋を見ること、末っ子とはオンラインゲームなど。ただし、長女ウンジュは例外だ。理系の姉と文系である自分は違いすぎる。

パク・チャニョク(キム・ジソク)

黄金ガチョウメディア代表。

固定観念、慣習、差別などがなく自由で、独立的だ。

国文学科に進学したが、写真作家が夢だった。観察好きで写真を撮るようになったのか、写真を好きで観察をするようになったのかわからないけど、人をよく観察してその人が隠してる気持ちもよく気づく。

キム・ウンジュ(チュ・ジャヒョン)

長女。

元弁理士で現職主婦。

名門女子大を出て、最近まで弁理士として働き、退社した。自分の悩みを誰かに打ち明けない。自尊心が強く、理性的で論理的である。母、妹、弟を含め、世の中のすべての人たちに冷たくて冷静だ。唯一父については寛大だ。労働をする父親の人生を応援している。テヒョンと結婚後平凡な生活を夢見た。

妊娠をするために努力もした。

キム・ジウ(シン・ジェハ)

末っ子。

黄金ガチョウメディア職員

女友達が言う。他の男たちに比べてジェンダー感性が豊かだと。ややこしいところがなく、無駄に男性らしさを示さないのは二人の姉と母のおかげだと。自分の長所がなぜ姉と母のおかげか分からないがかまわない。良い人でありたい。片思いには関心がない。僕に全く関心のない女に没頭するのも望まない。

イム・ゴンジュ(シン・ドンウク)

P&Fbook出版社副代表。

アメリカ本社から来た副代表。

ベストセラーに関与したことが多い能力者。クールで親切で、職員たちの不要な勤務時間を減らして人気を得る。目立つ容姿やファッション感覚でつまらぬ噂がつきまとう。浮気者だとか、9年付き合っている恋人がいる等々。

ユン・テヒョン(キム・テフン)

家庭医学科の医師。

ウンジュの夫。

保守的な医師の家の長男。ウンジュが嫁としての人生に負担を持たないように、自分の家と徹底的に距離を置いた。幼い時から料理好きで、本を読むのを楽しんだ。文系に行きたかったが、医者の家庭を相続した。静かで優しい性格だったが、家の中では男はそんな性格ではいけないと教えられた。一度も自分が望む人生を生きてみたことがない。結婚を望んでいなかったが、家の要求に押されて出た席でウンジュに出会う。