最近いろんな本やいろんなYouTubeなど子育てに関するテーマがいろいろと流れていますが、

おおよそですが9割位は褒めて伸ばせと言う話になっています。



確かに人が多くを学ぶ場面と言うのは楽しんでいる時なのかなと言う気がしています。


子供の場合も最初からその手を使っていると褒めて伸ばすだけでことが足りて行くのかな?と思うのですが、多くの親御さんはそうではないと思います。


例えば子供が寝転んでテレビを見ている。

そればかりだと褒めるところがなかなか見つかりません。テレビばっかり見てるとか寝転んで見ると目が悪くなるよ!とかいろいろお小言と言ってしまうのが現状でしょう。


少し怒ることも必要!だと思います。


しかし、一変して勉強してほしい時などはこのテンションでは勉強がダラダラとしてしまいます。

家の子は計算は早いので「計算は早いね〜」などと、必ずどこかでこの言葉を挟んで行きます。

そこから子供が「私前のテストでは何点だったよ」とかそういう言葉が出てきたらだんだん調子に乗り始めているので正解です。


武術、特に太極拳では前に行きたい時はまず後に行きなさいとそのように言葉が残っています。

あまり言いたくは無いのですがこの言葉は「引進落空」と言います。

引いてから前に行くことで相手はただ単に押されているのとはまた違う感覚ですっ飛んで行きます。

上記の子供の対応もこれが含まれています。

一度必ず押すのです(褒める)そして勉強に引き込んでいく、子供は自分が勉強に引き込まれていることに気がつかずズルズルと勉強ができるようになっていくのです。私もこれは完璧にできているとは言い難いですがなるべくこれを使うようにしています。


武術ではある意味奥義です。

太極拳ではこれを実際に使えている人はなかなかいません。


皆さんも使ってみてはいかがですか?


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