大前研一研究ブログ -11ページ目

中国高速鉄道事故 浙江省温州付近で衝突脱線 大前研一ライブ



中国で公害問題が起きた時、以前は大前さんは日本が60年代にたどって来た道と言ってました。さんざん環境を汚した末に企業も学習して厳しい環境基準をつくりクリアするに至ったと。

今まで大前さんが韓国、中国に行った時には質問を受けたそうです。

「もう日本から学ぶことはない。次はどんな方向に進めばよいか?」

その度に韓国人、中国人に向かって今回のようなことを言ってきたそうです。日本の製造業をナメるなと。

韓国人も中国人も日本のメーカーのようにノウハウを蓄積する歴史はない。日本でできたものを技術者を雇ってパクってよしとしてきた。

日本の新幹線が50年かかって無事故で継続してきたノウハウをこれから学ぶのか、それともシラを切ってこのまま進んで100回200回失敗して犠牲を払って行くのか。

彼らだってバカばっかりじゃないはずだし真面目な事業家はいると思います。

しかし、今回の震災で原発はやられたけど新幹線は確かに無事だった。東電を批判するだけじゃなくてJRを評価することも必要なんですね。


大前研一ライブ 日本復興計画 東電賠償問題



大前ライブの講義ノートです。

2:30
菅さんが浜岡を止めろと言ったが原発は地震が来たら止まるようにできている。今止めても地震が来てから止めても同じ。

福島の問題は止めた後に全電源が停止したから。浜岡に本当に地震が来て津波が来たら同じことになる。

現在浜岡は電源を屋上に移動したので海抜20m以上のところには置いてあるので福島よりは被害が少ないかも知れない。

菅さんが浜岡を止めろと言ったのはアメリカに言われたから。理由は横須賀がやられるから。他の原発のことを言わないのはアメリカに言われていないから。

8:20
電気料金を値上げするのは論外。航空会社のLCCと同じで発電を自由化して電力料金を下げるべき。

10:50
政府は金融機関に対して東電への債権を放棄しろと言ってる。

東電の持っているキャッシュは4000億。保険は1基あたり1200億。借金7兆円。資産は9兆円あるが原子炉やダムなど換金できないものばかり。時価総額3兆5000億→5000億になってる。

債権放棄するということは今後金融機関からは融資が受けられない。マーケットからは調達できない。倍に増資しても8000億。

東電は実質債務超過であり国民・納税者が払うしかない。賠償額が高くなったのは必要ない強制立退きを政府がしたから。

バカな政府を持つと高くつくということ。


大前研一『日本復興計画』(文藝春秋)一問一答 第三弾 講義ノート




「日本復興計画」の大前さんの解説を簡単に記録してみました。

3:58
原発から約100km離れた喜多方市に住んでいます
0.2マイクロシーベルト/時という値はどう考えればいいか?

24時間×100日=1ミリシーベルトとして自分で考えるべき
30ミリシーベルト(政府が決めた小学校の運動場の基準)
200ミリシーベルトでガンになる可能性は受動喫煙でガンになる可能性と同じくらい
喜多方市はそれほど神経質になる必要はない

8:30
海水を入れればメルトダウンの可能性はないというのは正しい
海水は塩化ナトリウム、NaCl。食塩。
とにかく冷やし続ける

10:10
現場にいた吉田所長は無視して海水を入れ続けた
これは正しかった
東電の副社長の武藤さんが彼を処分すると言ったのは間違い
2700度の高温高圧の炉心に注水していても一度海水を止めると入らない可能性がある
大前さんだったら殺されるまで入れ続ける

13:40
発電、送電、配電を分ける
発電を民営化して新規参入を認めればコストが1/2、1/3になる
配電会社は増えると重複コストが出るので今のままでいい
日本は北と南で1時間半の時差がある

23:00
一番有望なのはソーラーである
次に風力と地熱

風力は地上では上手くいかない

2割くらいをクリーンエネルギー

28:30
土地の利用について中央が権利を離す

29:54
人生設計について
将来、日本で住宅が高くなる可能性はゼロ
住宅の借金のために人生を賭ける必要はない

35:20
どう考えても次の世代が返せない借金をため込んでる
将来的には世代間闘争が起きるだろう

NHKが地震の後、毎日解説をしていたが全部嘘だった。
大前さんが事故直後にYouTubeでやった解説とどちらが正しいか。