田児選手は解雇、桃田選手は30日間の出勤停止 <バドミントン違法カジノ賭博問題> | 365日のファンタジー

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NTT東日本は11日、違法カジノ店でバカラ賭博を行ったバドミントン男子のエース桃田賢斗選手(NTT東日本)について、30日間の出勤停止処分を下したと発表しました。桃田選手らを賭博に誘い、常習性が高かった12年ロンドン五輪代表の田児賢一選手(NTT東日本)は解雇となりました。

 田児選手は8日の会見で「自分はどんな処分も受け入れる。2度とバドミントンができなくなることも覚悟している。桃田にもう一度チャンスを与えてやってください」と話していましたが、前日に日本バドミントン協会から無期限の登録抹消処分を受けており、所属もなくしたことで、再起に向けてはかなり厳しい状況に追い込まれました。

 NTT東日本はその他、賭博行為を行った6人を厳重注意処分、部長、副部長、総監督などのスタッフも厳重注意処分となりました。男子バドミントン部は半年間の対外活動自粛。監督責任を問い、バドミントン部の部長、副部長、総監督、監督を解任し、体制の刷新を図るといいます。

 日本バドミントン協会は10日の緊急理事会で桃田選手と田児選手の処分を決定し、田児選手は無期限の登録抹消、桃田選手は日本代表指定から除外、無期限の大会出場停止となりました。これにより、桃田選手は出場権獲得を確実にしていたリオデジャネイロ五輪出場の可能性は消滅しました。