女優の波瑠さんがヒロインを演じ、2日に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説「あさが来た」の全156回の平均視聴率が4日、発表され、関東地区で今世紀最高の23・5%をマークしました。2001年以降のトップだった「さくら」(02年)の23・3%を上回る「びっくりぽん」の大記録です。
「あさが来た」が21世紀を代表する名作ドラマの仲間入りを果たしました。全話の平均視聴率が関東地区で今世紀最高となる23・5%(関西地区は21・4%)。最終回の視聴率は27・0%で、「さくら」の27・5%には及ばなかったものの、今世紀2位につけました。
銀行経営や日本初の女子大学校設立に尽力した、幕末生まれの女性実業家の一代記。現代劇の朝ドラで、初めて幕末から物語がスタートしました。波瑠さんと玉木宏さんが激動の時代の中で支え合う夫婦を好演。波瑠さんの口癖「びっくりぽん」が流行したほか、ひょうひょうと生きる夫・新次郎(玉木)が人気を呼び、無名の存在だったディーン・フジオカさんは五代友厚役で大ブレイクしました。それぞれ劇中で亡くなったあとには女性視聴者が「五代さまロス」「新次郎さまロス」になりました。
「あさが来た」で実際に使用されたスタジオセット
「あさが来た」で実際に使用されたスタジオセット 4月5日 火曜日
「あさが来た」で実際に使用されたスタジオセット
「あさが来た」で実際に使用されたスタジオセット
「あさが来た」で実際に使用された衣装
「あさが来た」で実際に使用された小道具