広島土砂災害の現場 | 365日のファンタジー

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28日、土砂災害による行方不明者捜索が続く広島市安佐南区八木地区を訪れました。

災害ボランティアに参加するつもりだったのですが現在、広島県内在住の方のみを受け付けしているとの事でした。ボランティアを希望する人は多いそうですが、逆に受付側の方が人員不足らしくこのような制限をしているそうです。

土砂災害に巻き込まれた現場を見て来ましたが予想以上に酷い状況でした。

山肌は崩れ落ち、土石流が流れた後がいくつも確認出来ました。

その下には飲み込まれた家屋が並び、消防や自衛隊が現在も行方不明の方の救出活動を行っていました。

ボランティアに参加出来なかので、何か他に役に立つ事はないかと考えていたのですが、自然の猛威による現場のあまりにも凄惨で壊滅的状況に、ただただ傍観する事しか出来ませんでした。

土石流が流れた後には巨大な岩が無数に転がっていました。
こんな巨大な岩が濁流と共に凄まじい勢いで流れ落ちてきたらひとたまりもありません。

自衛隊の方や現地の方がすれ違う度に「ご苦労様です」と挨拶してくれるのですが、何と声を返してよいかわからなくて、頭を下げて会釈を返すだけでした…。

現地まではバスでの移動だったのですが、最寄りのバス停の前に葬儀場がありました。
何となく眺めていたら制服を着た生徒さんが沢山いました。
泣いている子もいます。
今回の災害で同級生か先生が亡くなったのではないかと考えてしい、居たたまれなくなってしまいました…。

まだ行方不明の方もいらっしゃいます。
行方不明者の一刻も早い救出と、被害を受けた方々や町が1日でも早く本来の姿に戻ってもらえるように願います。
























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