「ドーハの悲劇」から20年 | 365日のファンタジー

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「ドーハの悲劇」の際に正GKを務めていた松永成立さん


日本代表最大の悲劇と言われる「ドーハの悲劇」から、今日28日でちょうど20年が経ちました。
  
 1993年10月28日、アメリカW杯予選を戦っていた日本は、カタール・ドーハでのセントラル方式の最終予選に臨んでいました。第4戦終了時で2勝1分け1敗の勝ち点5(当時は勝利で勝ち点2)で首位に立っていた日本は、最終戦のイラク戦に勝てば文句なしのW杯初出場、引き分けてもサウジアラビアと韓国の結果次第では悲願達成という優位な状況でした。
 
 迎えたイラク戦、立ち上がり5分に三浦知良選手のゴールで先制した日本は、後半序盤に同点に追いつかれたものの、69分に中山雅史選手が勝ち越しゴールをゲット。試合は日本の1点リードのまま終盤に入り、W杯出場まで残りわずかというところまで迫りました。日本対イラク戦より数分早く終了した他会場では、サウジアラビアと韓国がともに勝利。かつ韓国は日本の得失点差を上回る3点差をつけて勝利していました。そうした状況で迎えていたロスタイム、ほぼラストプレーとも言えるイラクのCKから、オムラム・サルマン選手にヘディングでゴールネットを揺らされ、日本は土壇場でW杯出場を逃したのでした。