日本人初の9秒台への期待がかかる山県亮太選手
日本選手権初優勝
陸上の日本選手権は、味の素スタジアムで世界選手権(8月、モスクワ)代表選考会を兼ねて行われました。
日本選手初の9秒台突入が期待された男子100メートル決勝は、ロンドン五輪代表の山県亮太選手(慶大)が10秒11で初優勝。
日本歴代2位の10秒01を持つ桐生祥秀選手(京都・洛南高)は10秒25で2位に入り、ともに世界選手権への出場を決めました。
追い風0・7メートル。号砲に8選手中最速の0秒119で反応した山県選手は、中盤、終盤でのギアチェンジにも成功。して、レースは完勝。
日本人選手初の9秒台なるかと陸上では異例の大観衆約1万7000人がメーンスタンドを埋め尽くした注目の一戦となりました。
歴史的快挙をめぐるマッチレースは世界選手権の大舞台へ持ち越し。20歳のイケメンエースは“スーパー高校生”との共闘を誓いました。