野球殿堂入りされた大野豊さんと居酒屋にて
22年間で148勝100敗138セーブ
現役引退後は五輪日本代表や広島の投手コーチを務められてました
野球体育博物館は11日、今年度の殿堂入り顕彰者を発表しました。プレーヤー部門は先発と救援の両方で活躍した大野豊氏が選ばれました。
信用組合で軟式野球に励んでいた無名の選手が、広島の黄金期を支え、ついに野球殿堂入りを果たしました。
同い年のスター、掛布雅之氏(阪神)、江川卓氏(巨人)らは殿堂入りに届いていません。1966年のドラフト制導入後、テスト入団した選手では初の殿堂入りとなりました。
独特のフォームで先発に抑えに獅子奮迅。22年間で148勝100敗138セーブ。5度のリーグ優勝に貢献しました。最優秀救援に沢村賞、さらに42歳だった97年、史上最年長での最優秀防御率…。数々のタイトルが、左腕の投手人生を彩りました。