バレーボール女子、プレミアリーグの東レは10日、ロンドン五輪日本代表のエース木村沙織選手がトルコ1部リーグのワクフバンク・スポーツクラブに移籍すると発表しました。すでに仮契約を締結し、木村選手は10月開幕のトルコリーグに合わせて9月末に東レを退社します。
木村選手はチームを通じて、トルコ側からオファーがあったことを明かし、「海外移籍ということを決めた自分自身に一番驚いています。日本が大好きな私にとって、今まで考えたこともなかったことなので、決断するまでとても迷いました」と移籍に至るまでの心境を告白。「誰もが経験できることではないということ、トップレベルの選手の中でプレーし色々なことを吸収したいということ、日本人プレーヤーとして世界で戦ってみたいと思ったことがタイミングよく重なり、挑戦してみようと決めました」と決断の理由を明かしています。
ワクフバンクはイスタンブールが本拠地で、同リーグで優勝6度を誇る強豪です。