右ひざ手術から復帰したFW丸山桂里奈選手(大阪高槻)が2日、ロンドン五輪で金メダルを狙う「なでしこジャパン」に滑り込みで入りました。
右膝の大けがから長いリハビリを経て、6月のスウェーデン遠征で日本代表に復帰。執念で五輪切符を奪い取りました。
昨年9月の五輪最終予選・中国戦で右膝前十字靱帯(じんたい)を損傷し、全治6カ月と五輪へギリギリのタイミングで手術を決断しました。
4月のなでしこリーグ開幕戦から強行出場を続けましたが、ゴールはありません。しかし、6月のスウェーデン遠征前に国内合宿の練習生として呼ばれると、辞退したFW岩渕選手の代わりに遠征メンバーに入り代表復帰。練習中やスウェーデン戦の途中出場でがむしゃらのアピールを続け、五輪切符を奪い取りました。