巨人を交流戦初優勝に導いた原辰徳監督
◇交流戦 巨人10-1楽天(2012年6月16日 Kスタ宮城)
プロ野球の日本生命セ・パ交流戦は16日、優勝へのマジックを1としていた巨人が楽天に10―1で大勝。1試合を残して17勝6敗とし、交流戦8年目でセ・リーグ球団として初の優勝を果たし、優勝賞金5000万円を獲得しました。
原辰徳監督のタクトの下、交流戦の打率、防御率はいずれも12球団トップと圧倒。杉内俊哉投手、村田修一内野手ら新戦力も見事に融合しました。この勢いで次は3年ぶりのリーグV奪回を目指します。
ようやく手にしたトロフィーを、高々と両手で頭上に掲げてみせました。雨がやんだKスタ宮城。原監督の笑顔がカクテルライトに照らされてひときわ輝きました。今年の交流戦を象徴するような投打で圧倒しての大勝。セ・リーグ球団としての初優勝には感慨深げでした。