宮城県気仙沼市のJR大船渡線鹿折唐桑駅前に乗り上げた巻き網漁船『第十八共徳丸』。
気仙沼漁港から、内陸部へ500メートルも押し流された排水量330トンの大型船です。
この場所から海までの間には、工場の建物が沢山あり、この巨大船はその上を乗り超えて内陸へ流されて来たようです。
想像を絶する大津波の威力…。
荒れ果てた大地に取り残された巨大船。
まるで『宇宙戦艦ヤマト』の冒頭を彷彿させるような姿から、地元の方々は“気仙沼のヤマト”と呼んでいます。
気仙沼復興のシンボルに掲げようとする計らいもあるようで、大型漁船をそのままモニュメントにして、周辺地域を復興記念公園にする事も検討されているようです。