フィギュアスケートのグランプリ（ＧＰ）シリーズ上位６名が出場するＧＰファイナルは１０日（日本時間１１日）、カナダのケベックシティで女子シングルのフリースケーティング（ＦＳ）が行われ、ショートプログラム（ＳＰ）２位のの鈴木明子選手（邦和スポーツランド）は１１８.４６点でＦＳ３位となり、合計１７９.７６点でファイナル自己最高の銀メダルを獲得しました。
ＳＰトップのカロリーナ・コストナー選手（イタリア）がＦＳでもトップの１２１.０５点をマークし、合計１８７.４８点で優勝、ＳＰ３位のアリーナ・レオノワ選手（ロシア）が３位に入りました。
鈴木選手はいくつかのジャンプで着氷が乱れましたが、ミスを引きずらずにスピード感のある演技で観客を魅了。演技構成点では２位の高得点をマークしました。コストナー選手は序盤のアクセルがシングルになった以外は大きなミスなく演技をまとめ、シーズンベストをマーク。ＧＰファイナル４度目の出場で初めての優勝となりました。
＜結果＞
１位：カロリーナ・コストナー（イタリア）１８７.４８
２位：鈴木明子（日本）１７９.７６
３位：アリーナ・レオノワ（ロシア）１７６.４２
４位：エリザベータ・トゥクタミシェワ（ロシア）１７４.５１
５位：アリッサ・シズニー（米国）１５６.９７