来年のロンドン五輪出場権をかけたバレーボールのワールドカップ(W杯、11月4日~12月4日、東京など)は17日、東京・代々木第一体育館などで行われ、全日本女子はドイツをフルセット(25-20、23-25、25-27、25-17、15-12)で破りました。
先発出場し、再三好プレーを披露した佐野優子選手(イトゥサチ=アゼルバイジャン)は、18日の米国戦へ向けて「全力を出し切ってぶつかりたい」と意気込みを語りました。
以下、佐野選手のコメント
「サーブの狙い所を変えてくるチームだったので、途中で分からなくなってしまう場面があった。根負けするかと思ったが、そこで入ったリサ(新鍋理沙=久光製薬)が範囲を広めに取ってくれたので助かった。
リードしている時こそもっともっと点数を離して、どんどんいいバレーをしていこうと声をかけ合ってやっているので、中国戦やイタリア戦の反省は修正できていると思う。
明日(18日)の米国は自分たちの100パーセント以上、完璧なバレーができないと勝てる相手ではない。最後の試合なので全力を出し切ってぶつかりたい」