女子百メートル、福島千里が2年連続優勝!《陸上:日本選手権》 | 365日のファンタジー

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陸上の日本選手権第2日(11日、埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場) 女子100メートル決勝は福島千里選手(北海道ハイテクAC)が11秒39で2年連続3度目の優勝を果たしました。

疾風のように快足を飛ばす福島選手が帰ってきた。得意のロケットスタートからライバルを突き放すと、最後までペースを緩めることなく100メートルを走りきりました。11秒39。自身の持つ日本記録からは0秒18遅れ、トップ10にも入らない。それでも今季の最速タイムで2度目の世界陸上代表に内定し、「日本で一番大きな大会で、一番いいタイムが出せた。うれしい」と笑顔がはじけました。

普通に走ること。これが課題でした。冬季トレーニングを順調にこなし、「これまで以上に状態がいい」と自信を持ってシーズンに入っりましたが、今季の100メートルは、4月の織田記念(広島)で決勝直前に左ふくらはぎがけいれんし、棄権。5月のゴールデングランプリ川崎(等々力)でも、ゴール20メートル手前で同じ箇所が悲鳴を上げて、ペースダウン。一度もフルスピードで走りきることができませんでした。

 「普通に走ることは普通なことだけど、普通って本当に難しいんです」と福島。それでも大邱国際(200メートル)やリレー代表の中国遠征に参加。マッサージなどの入念なケアを大事にする一方で、休まないことで体の感覚を取り戻しました。

目指す舞台は日本人初の女子短距離決勝の舞台。その前に、もう1レースに挑む。「ここで満足せず、もっと上を目指します。その前に明日(12日の200メートル決勝)もよろしくお願いします」。昨年のアジア大会同様、国内の短距離2冠を引っ提げて世界の舞台に乗り込むつもりです。