日本で賃貸物件は、単身世帯向けであれば、バス・トイレ、キッチン付きで一部屋の居住スペースがあるワンルームや1Kと呼ばれる物件がほとんどです。
これまでなんの疑いもなかったですが、生活をする場と考えた場合、あまりに画一的ではないでしょうか。選び方も単純に場所、駅徒歩時間、部屋の広さ、築年数ぐらいしか比較するものがないですね。間取りとかいっても単身向けであればワンルームか1Kですから、作りは必然的に似てきてユニットバスにミニキッチンに一部屋あるだけの生活空間です。
当然プライバシーは守れら、自由な独り暮らしを夢見て、学校を卒業すれば就職し、親元を離れればこうした賃貸物件に住むわけです。ただ現実の日常は、朝家を出て仕事をし、夜帰宅して寝るという単調な生活が続きます。独り暮らしは自由気ままで誰の干渉も受けずに住める。家には自分一人ですがら話をする機会もありませんよね。そして現代はオンラインでコミュニケーションも成立してしまうので直接会う必要もないわけです。人によっては、活発に家の外に出て仕事以外の交友関係で忙しくしている人もいるわけですが、夢の独り暮らしの行き着く先が、単身世帯数の増加と人とのつながりを薄くする住環境→社会になっているのではないかと思います。
ここまで読み進められた方ならすぐ分かる通り、シェアハウスの存在意義は、大げさに言えば日本社会を良い方向に変える一面があるということなのです。昔なら自然に出来た近所づきあいや友人との交友関係が少なくなっている一因にワンルームマンションという住環境があるのです。そこで近年シェアハウスという新たな住環境が首都圏を中心のどんどん増えています。ワンルームマンションとは全く異次元の生活空間です。日々会社と住まいの往復するだけの生活から、「ただいま」「おかえり」に始まる仕事以外の人間関係と生活を豊かに変えてくれる、そんな住環境だと思っています。
そう考えるとものすごい社会貢献になるのがシェアハウスの運営だと思うようになりました。