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今日の手術のことを、叔母に話したと伝えると「なしけん教えるね、いらん心配かけるやんね!」と怒ります。

「そら母ちゃんの言い分やろが!兄妹が大きか手術ばするとに、知らんやった方はどげん思う?考えやんもん!」

母なりの優しさなのでしょうが…。


時間が来て手術室へ、私たちはモニター室へ。

麻酔が効いたであろう30分後、アップで映し出される母の膝。

線が引かれた12cmのラインにメスが入ります。

膝を曲げたままでの手術ですから、切ったラインは18cmに。

生理食塩水をかけながら、関節を露出させます。

ここは目を当てられません。

グラインダーで骨を削る音が響きます。

そして、ドリルで大きな穴を開けます。

プレートを置いては、ノミと金づちで微調整。

電動ドライバーで穴を開け、プレートをネジで固定します。

その上から金属製の関節を被せます。

これを膝下と膝上関節両方に施します。

内側の筋肉を縫合してから、外側の表皮を縫合。

その上から表皮をホチキスで留め、外側の縫合を外します。


手術室に入って2時間後、集中治療室へ。

意識は戻っても、話す気力がありません。

いつもなら一言多い母が、先生の質問に必要最小限しか答えません。

そして、目をつむり眉間にシワを寄せています。

痛いか問うと、聞こえないほどの声で「痛か…」と。

その後も痛みが収まらず、痛み止めを2回投与。

術後90分やっとしゃべりますが、出た言葉は「もうよかけん早よ帰らんね、仕事に差し支えるばい。」

そこで私が言った言葉は、「うんわかった、もう来んけん!」

そこで初めて母の笑顔。

兄妹たちも笑ってくれます。

そして「喉が渇いた」と。

やっと安心しました。

ここで面会終了時間の9時です。

「また明日来るけん」と言うと、小さくうなづき「ありがと。」と笑ってくれました。


家へ帰ると、玄関口には妻と義母と長女が揃っています。

ただいまの言葉より先に「お母さん、どげんやった?」と。

説明を終えると、一人暮らしの次女から電話。

「おばあちゃん、どげんやった?」

お風呂から上がると、三女がレッスンから帰宅。

開口一番「おばあちゃん、どげんやった?」

思いやりの言葉と優しい家族に囲まれ、幸せを感じます。


明日から、歩行訓練を含めたリハビリです。

これからは、時間が一番の薬です。


心より感謝いたします。


追伸
術中の写真を撮りましたが、気分が悪くなる方がおられるだろうと思い、UPは控えさせていただきました。


感謝


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