言葉の力は思考力を奪う。


二人の間を柔らかに欺く。


お互いの体を近寄ろうとするのは、出会ったときからずっと思ったこと。


あなたの特異性をわかったつもりで、


傲慢なる思考から自由でいられる錯覚をする。


体の中は溶けて液体と化して流れ出す。


体がもてる感触のすべてに触れることを求める。


あなたの声は私の体に沁み、響き渡る。


知覚を無くしちゃいそうなぐらい体を上下し、


体の奥の奥まで突き進まれる。


愛という言葉は理解できぬまま、


目交う。