地味な翻訳作業を続けると、
自分元々持っている言葉を忘れてしまう。
話すとき、物を書くとき、
「あれ、私もともとこんな話し方するんだっけ」と一瞬思い返す。
あんまり覚えてない。
自分はどういう話し方をしていたか。
人間は意外と自分のくせを気付かないものだから、
人を観察するばっかりで、
他者との距離を測って、
どこまで深く付き合えるかを期待したりする。
でも、本当の自分というものは結局把握できなくなる。
自分との会話は、
書く行為によって深化できると思う。
怠ってはいけない。
読者の目を気にして合わせすぎるのも却って見失ってしまう。
今は書き続けると決意する。