「君の郷愁で、俺を責め立てるのは止めてくれ」と。
自分がそんなに前へ進んだ気分ですか?
私どうして夢から目覚めないのかしら。
ずっと昔のまま、昔のあなたを抱えて生きてきた。
過去の優しさをどうしても忘れられなかった。
あなたがいれば、
周りに何があるか視界にちっとも入れなかった。
「確かに変わったかもしれないが、もっと早いスピードで変わり続けないと、つまらない男になってしまうだろ?」
正直、今のあなたのほうが百万倍つまらなくなってるよ。
お金やら組織やら、企業を発展させるのが世の中で一番えらいこととでも言っている。
まるで救世主でもなった気分かしら?
あの頃の無邪気さは痕跡も残らず静に壊滅したようだね。
本当は何をやってもかまわないけど、
真摯なる心を無くしちゃやってることはいつか無意味になるのよ。
その頭のよさも利欲で淀んでいるのかな?
あなたを失ったこの痛みを何とかして…。