暗いことを言うより、やはり人を楽しませるほうが大事だね。

いつも自分のことばっかり考えて、自分の世界に没頭する私。

エゴイストと言われても仕方がない。

でもナルシストの君には相応しいと思うよ。


この街もうすでに秋。

きれいな紅葉が落ちた。

踏みにじって蹴って行く颯爽な感触。

私に対する気持ちがうまく説明できないと言う君。

それはそれでいいのよ。

君も私もとても複雑な人間と言ったことあるじゃない?

それでも、今考えてみると、

複雑というより、ただ君も私もお互いに対して誠実かつ素直じゃないからだと思う。

強く強く君を思っている私なのに、きつくきつく私を抱きしめたいと思っている君なのに、

面を向かうと、破れない沈黙に囲まれる。

私は君の言えない秘密なのだ。


これよりつらいことあるのか?

私は君を笑わせることはできるけど、君はいつも私を泣かせる。

大好きだけど、話したら否定されちゃう。


君を強く思う気持ちをやわらげようと思って、

日本中のあっちこっち走り回った。

しかし、何も変わらないと気付かされるばっかり。


君が「私の愛してるを信じないで下さい」と言っても、

私はひたすら君を愛したいと思うのだ。

君を信じるや否や、愛しているのだ。