ネックが反っていて、調整するトラスロッドもほぼ回りきっているため、ヤフオクでジャンク品として出品されていたフェンダー・メキシコのジャズベースを安価で落札。
フェンダー社の段ボールに入った状態で送られてきた。シリアルナンバーをネットで調べて正規品である事を確認。日付を見ると購入してからそんなに経ってない。なのに、何故トラスロッドで治せないほどネックが反ってしまったのだろう?
打痕もほとんど無い新品同様なのだが、
1フレットにカポ、20フレットを指で押さえて12フレットを測ると異常に浮いている。「順反り」と言うより、「ハイ起き」と呼ばれる症状ではないだろうか?
ホームセンターでステンレスの棒とクランプを買ってきて熱矯正することにした。
トラスロッドを逆回しで緩くしてネックをジョイント。
熱を加えるので、あらかじめ指板をレモンオイルで湿らせて、1フレットと20フレットに割り箸を置いてからステンレスバーを渡し、一番浮いている所をクランプで締めつける。
そしてアイロンで熱を加えるのだが、効率が悪く効果が無い。
最終調整は楽器店に持っていき、500円で診てもらい修理完了。