友人が大型二輪免許を取るってんでSV1000Sを格安で入手し、一通りメンテナンスしてました。
ヤフオクで落札して、
軽トラで持って来てくれました。
中華のよくある可変レバーがついていたのですが、
ついて早々に「このレバーはカスだからさっさと変えた方がいい」って言われてドカ笑顔になりました。
この角度、ありえんカッコよくない?
この車体は国内仕様ですが、
ECUとエアクリ、サイレンサーを逆車仕様にしていますので、フルパワーの120馬力です。
(TL1000Rは135馬力)
ハンドルはキットでバーハンドル化してあります。
試乗とかこつけて、500km以上は乗り回しましたが、これは今まで乗ったバイクの中でもトップクラスに楽しいです。
コーナーではいとも簡単にバンクが始まり、ぐるぐると旋回していきます。
それも最高に気持ち良く、コントローラブルに。
悲しいことにTLとは大違いです。
よく、SVの評価で
「車体が軽快でパタパタ」なんて聞きますが、
僕の感覚では、粘りがあって安定って感じました。軽快さは別に感じませんでした。
そして改めて、TL1000のエンジンは傑作だと感じますね。パワーはあるし、どの回転域でもトルク感がずっと気持ちいい。
フラットにレッドゾーンの11000rpmまでぶん回ります。
TL1000Rを気負わず気楽に、簡単に楽しめるのがSV1000Sって感じです。
パワーはもちろんTL1000Rの方が上ですが、中間域、具体的には5000〜6000rpmらへんはSVの方がパンチがありす。
これはTLに比べてスロットルボディが小径なのと、コンピューターの違いでしょう。
街乗りであれば、トップエンドよりもこの辺りのパワー感があった方が圧倒的にメリットが大きい。
エンジンの味付けとしてはSVの方が面白いですし、扱いやすいです。
ちなみに、15馬力のパワー差は200km超えてくると結構体感できますが、それでも十分なパワーです。
コーナー時について、
SVに乗った後にTLに乗ると、びっくりするぐらい曲がらないです。
曲がらないというと語弊がありますね。
正しくは曲がるハードルが3段階ぐらい違います。
同じスピードと心構えでコーナーに入ると突っ込みそうになります。
車体の旋回性能としては大差はないかも知りませんが、曲げるための労力が大違いです。
TLはしっかりと荷重を意識して、曲がるんだという強い志がいちいち必要です。
SVなら、寝起きですぐ目の前にコーナーがあらわれても曲がれる自信があります。
サーキット走行であればもちろんTLの方がポテンシャルは高いですが、ワインディングや街乗りであれば圧倒高にSVの方が楽に速く走れます。
車体の安定感はTL-Rが圧倒的に高いです。
220kmを超えた速度で走っていると、SVは緊張感があります。
フロントがかなり厳しい感じです。
TLであれば220kmぐらいであれば、片手を離しても全く怖くないです。
あとはブレーキ。
一応、キャリパーは分解洗浄して、ホースもメッシュ化。マスターはニッシンのラジアルを入れましたが、
正直弱いです。
TLのブレーキも、もともとはカスですが、
ニッシンの4podとブレンボマスターの組み合わせで神になってます。
SVはトキコのキャリパーのせいなのか、310mmのディスクが悪いのかわかりませんが、
このパワーのバイクにしてはブレーキが微妙です。
もっと分厚いディスクに変えたいですが、選択肢が全くない.....
総評としてSV1000Sは神バイクです。
この値段でこんなに楽しいバイクが手に入るなんて、なんでみんな買わないんですか?
そして、TL1000Rは不器用なレーサーベースのマシンなんだなって改めて感じました。
そんな感じでした。



