ホームレス小学生
真夜中の寒空の下5歳の妹と9歳の俺と
都城駅で新聞紙を引いて
なんと!
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初の野宿~
ここからすでにアウトドア人生の
デビューだったのか?
朝、目覚めてからの記憶は
駅構内の鉄道公安官のいる部屋になぜかいた記憶がある。
鉄道公安官の村岡さんが
『わたしが駅構内を見回った時にはあなたたちはなかった
寒かっただろうに・・』
と昨夜のことを振り返って言っておられた。![]()
着払いで汽車で大阪に帰ることになった。
一文無しの
父に鉄道公安官の村岡さんというかたが
『お腹がすくだろうから子供に弁当かってやりなさい』と
ポケットの中から、
しゃくしゃの2千円を父に手渡していた。![]()
人の心にこれまた感謝したい。
そして大阪の親戚宅からしばらく
父が仕事が見つかるまでの間、
え~![]()
西宮市内にある児童相談所の施設で妹と2人
集団生活を送ることになった。
夜8時になるとおやつの時間。
親の都合で預けられた子供たちが一斉に
おやつに群がるが俺はいつもおやつなんて気分じゃなかった。
柵に囲まれて表には出れない。
まるで小学生の刑務所みたいな気がした。
あんなものは味がおいしいんじゃなくて
環境と味とが一体ではじめて美味く
感じるもんじゃないかなと思う。
はやくここから抜け出したい!
そんな気持ちでいっぱいだった。![]()