熱も吐き気もなくここまで来ています。
抗がん剤投入6日目です。
今日で大量抗がん剤投与は終了し、明日造血幹細胞移植となります。

昨日は昼間も寝たりしていたので夜に抗がん剤メニューあったのですが寝れたりしたので体調は悪くないです。

今日はアルケランという抗がん剤15分投入でした。
この抗がん剤は無茶苦茶、粘膜障害を起こすものらしくそれを緩和する為にクライオセラピー(Cryotheraphy)を施しました。

具体的にはずっと氷を舐める事。
アルケラン投入の30分前から氷を舐め始め、5時間くらい舐めてました
(主治医によると2時間くらいは舐めていて貰うと良いと言われたので5時間舐めました)。

それにしても体調が下がっていません。
血液検査ではまだ白血球が下がってないので、これからその数値がガクンと下がって体調が悪化すると思われます。

まあまだこれからですね。
苦しみはまだ先にある。
常に構えて覚悟を決めておく。

今日は映画は「隔たる世界の2人」という2021アカデミー短編賞を撮った30分のショートフィルムをnetflixで見ました。


内容はタイムループ×BLMの掛け合わせなんだけど
会話や小物がお洒落で凄くディーテールにも拘りが見られます。
警官に何度も殺されるという死のループを繰り返されるんだけどそれが何度も不当に殺された黒人達を喚起させる作りになっている。

逃げてもダメ
対話してもダメ

メッセージ性はあるんだけど押し付けがましくもなく俺の大好きな2PacのChangesの元歌が流れていてしみじみくる30分のショートフィルムでした。

その後は同じくnetflixでビジネスリアリティー番組「アプレンティス」という番組でOne champinshipオーナーのチャトリ氏がホストを務める番組。
6話まで一気見してしまいました。

自家移植、無菌室中の自分のアドレナリンが上がる作品ですね、これは。
チームワークとは
仕事の本質とは
色々考えさせられる番組ですね。



明日体調が良ければ一気見してしまおうと思います。




今日は6日間抗がん剤投与の5日目です。
ケモペースのパターンにも慣れてきております。

体調の方はアップダウンはありますがこれを
書いている時点ではそこまで体調は悪化しておりません。

ただ心理的には色々揺れ動きがあります。
隣の部屋の人が帰り完全個室状態なのでそれを余計に感じます。

癌治療て凄くアップダウンがあるんですね。
良しやってやるぜーーって気持ちになったり
全てが面倒臭いなぁて気持ちになったり

たまに知り合いからメッセージが来るんですけど
良しやってやるぜーーの時に重々しいメールが来るとガックリくるし
面倒くさいなぁと思いながらも前を向いている時に余りにも軽いメールが来るとイラッとしたりします。

我儘かもだけどあんまりにも自分の気持ちと噛み合ってないメールが来ると既読スルーしたりもします。
勿論自分の今の状況てのはわかりにくいとは思うけどあんまりこっちの状況を勝手に想像してメッセージを送ってきて欲しく無いなぁと思ったりもします。

てな訳で精神的ストレスは病院にいる事以外にも人間関係ストレスもあったりします。

昨日「スタンフォード式 人生を変える人間関係の授業」と言う本を読んでいたのですが想像以上に良かったです。


「人間関係の基本は他人を変えるのではなく自分を変える事」というのはある程度の社会人経験を積んできた人なら自明なんやけどそれでもそれをスマートに実践できる人はとても少ないですよね。

それがすんなり出来る人てのは基本、マインドが分かった上でもっと解像度高く状況を検知し、行動を変えているんですね。違いはその解像度なんだな、ここに書いてある事までは出来てなかったなという意味で勉強になりました。

あと気分のコントロールという意味では余り自分の決めたルーティンを過剰に守りにいかないように気をつけています。
歯を磨く、トイレへ行く、ご飯を食べる、薬を飲む。これは固定ルーティンなので後は前日に作ったto do listを参考に気分によって変えていってます。

例えば音楽を身体が求めている日、映像の刺激が欲しい日、本を読んで物思いに耽りたくなる日。
正直朝起きてその時にならないとわからない。

無菌室でこの状況だからこそ自分で自分の機嫌を取る為にどうすれば良いか全力で求めなければいけない。自分の身体が何を求めているか。

この状況でも1日1日をやり過ごすだけの日にはしたくない。

こういう感覚は止まっている時にしか見えない景色ですね。会社生活や日常生活ではない感覚。

止まっている時にしか見えない感覚と言えば、最近自分のダンス動画を見るのですが色んな気づき、改善点が見えてきました。まぁそれを改善実行できるかどうかは別の話なんですけどね。

身体の解剖学や身体操作について考えも随分変わりました。やっぱり前述の人間関係改善の話と同じく解像度が足りてなかったなと。身体の細かい感覚を無視して身体を動かしていっても頭打ちになって進化する訳ないんですよね。

今日は「心のカルテ」という映画を観ました。
洋題は「To the bone」という摂食障害になった女の子の話です。
主人公を演じているのが「エミリーパリに行く」の
リリーコリンズでお医者さんがキアヌリーブス。
何故そうなったのか?果たして摂食障害は克服できるのか?という話しで話自体は起伏はなかったけど心の病というものを押しづけがましくなく繊細に描いた良作品でした。
耳の病を描いた作品では「サウンドオブメタル」という傑作があるのですがそれに匹敵する作品かなと。
こういう病について押し付けがましくなく描いてくれる作品がもっと出てこれば良いなと思います。


昨日は夜中の1時までケモ。
朝から10時くらいからまたケモで朝は映画を見ようと思いましたが思い切って寝る事にしました。

朝は頭が冴えている時間で寝たくはなかったのですが怠さが割とあったので1時間ほど寝ました。

大分すっきりしてきたのですが今も少し怠い状態。
なんで今日もto do listを作っていたのですが全て止める事にしました。

あ、映画は一本観ました。
パワーオブザドックというアカデミーノミネート作品。正直好みでない、としか言いようがなかったです。


今は便管理より小便管理の方が重視されています。
毎日4リットルくらいはオシッコ出してます。
それを看護師さんが量を逐一チェックします。

朝血液採取検査し、それを伝えに主治医がやってきました。
今のところは肝機能障害の数字は出ておらず順調なようです。しかし今週も主治医は土日出勤、偉いなぁ。。

あと今の抗がん剤は結膜炎の副作用が有るかもとの事なので日に4回看護師さんが目薬さしてくれます。
俺自分で目薬をさすことが出来ない人なので、さして貰ってます。

ケモは22時くらいからですが一度休もうと思います。