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✨いつもBBODのブログを読んで頂き、ありがとうございます✨
今回はAdebayoによる🇳🇬アフリカ大陸からの月刊レポートから1つニュースを取り上げたいと思います。
「アフリカ大陸担当者のAdebayoはアメブロ初登場だね。」
はい、Adebayoはナイジェリア在住で様々なミートアップにも積極的に参加してBBODコミュニティーに貢献してくれているメンバーです。先月のMeetupについてはレポートでも報告されています。
「また、9月に開催されるOKEX主催のLagos Talksのゲストスピーカーとして参加するそうですね。」
🇳🇬Adebayoによるアフリカ大陸に関するレポートの全文はこちらご覧ください。
主なトピックは以下の通りです。
<主なトピック>
◾️アフリカ発の単一通貨ECOとは?
◾️ジンバブエ ではビットコイン 不足のため、600%プレミアム価格で売買
◾️ナイジェリアのラゴスでのMeetupに🇳🇬BBODが参加
この中で気になるトピックは何ですか?
「単一通貨ECO!」
「私も…アフリカ大陸における各国の通貨とは別の新しい通貨ですか?」
「ECOって暗号通貨なの?」
「そもそも、アフリカ諸国では経済事情から暗号通貨に強い関心がある人が多いはずですよね?」
今回の「単一通貨ECOの導入」についてはナイジェリアの首都アブジャで開催された「西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)」の首脳会議で話し合われたようです。
ではここから「単一通貨ECO」についての分かりやすい説明をCOIN OTAKUの記事*から引用したいと思います。(*全文ではありません)
西アフリカ15ヶ国が2020年に単一通貨「ECO」を導入
AFPによると、「西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)」はナイジェリアの首都アブジャで開かれた首脳会議で西アフリカの15か国が加盟する国に新たに導入する共通通貨の名称を「ECO」とすると決定しました。
<加盟国>ベナン、ブルキナファソ、カボベルデ、コートジボワール、ガンビア、ガーナ、ギニア、ギニアビサウ、リベリア、マリ、ニジェール、ナイジェリア、セネガル、シエラレオネ、トーゴ
※総人口は約3億8500万人
現在は加盟国中、セネガルやコートジボワール、マリなど8か国がユーロと連動する通貨CFAフランを用いており、ナイジェリアなど7か国が交換性のない独自通貨を使用していますが、約30年前に初めて加盟国間の越境貿易や経済発展の促進策として通貨統合の可能性が検討されていました。
「へー通貨統合アイデアは、結構前から考えられていたんだねー」
「交換性のない通貨を使用する国々にとっては、ビッグチェンジでしょうね。」
ECOWASの29日の発表では、2020年までに単一通貨ECOの導入を目指すとしており、加盟国首脳らは、条件を満たした国からECOを導入する段階的な通貨統合をとる方針を確認し、ECOについては変動相場制を採用し、併せて金融政策の枠組みでインフレ目標を重視します。加盟国は適切な政策や構造改革を行い、国内経済の加速的成長を維持することが求められます。
一方、エコノミストらはECO導入構想に理解を示しながらも、現実離れした計画だと指摘し、ECOWAS経済は域内総生産の3分の2をナイジェリア一国が占める不均衡な状況にあることから、単一通貨導入は加盟国の経済リスクになりかねないと警告しています。
「2020年までにECO導入を目指すって、あと半年もないよ!」
「インフレ対策などを含め、適切な政策が必要でしょうし、かなりのチャレンジですね」
そうですね、15加盟国においても経済に違いがあるようですし、、、共通通貨としてうまく機能するのか疑問を頂く人もいるようですね。
ECOWASの加盟国であるナイジェリアでは経済への不安により自国通貨からビットコインへの資金流入の需要が高まっています。さらにGoogleトレンドでビットコインやイーサリアムのワードを検索したところ、ナイジェリアの他にガーナでも検索がされています。
通貨が統一されることによって、ビットコインを買えなかった国でも購入することが可能となり得るので、ビットコインの価格にも影響があるのではないでしょうか。
「ECOって国境のない通貨という点では「暗号通貨」みたいだね。」
「暗号通貨ファンにとっては、受け入れられるかもしれませんね。」
ちなみに、COIN OTAKUの編集長は以下のようにコメントしています。
いくつかの暗号資産では「世界統一通貨」を目指すプロジェクトもあります。しかし、現実にはなかなか難しい構想と言えるでしょう。
法定通貨も世界統一とまで言わなくとも隣国とですら統一通貨にはなっておりません。国境とは人種と通貨を隔てる大きな壁なのです。
通貨の統一とはそれほど労力のかかるのです。
ECOのような共通通貨や暗号通貨などによる「世界統一通貨」誕生への試みは、今後も続くでしょう。BBODでは、今後も興味深い内容のニュースを紹介したく思います。ご質問やご意見など頂けると嬉しいですので、よろしくお願いします!
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