こんにちは。
今日は「合理的配慮の相談をしよう!」についてです。
合理的配慮って??
「合理的配慮」とは、障害者が他の者との平等を基礎として全ての人権及び基本的自由を享有し、又は行使することを確保するための必要かつ適当な変更及び調整であって、特定の場合において必要とされるものである。(障害者権利条約第2条より)
難しいですね~。
簡単に言うと…
・行きたいところに段差があったら、車椅子利用者は諦めることになるかもしれない
→はい!スロープ!
・大きな会場で行われる講演会。マイクだけだと、耳の聞こえが悪い人は、聞きたい話でも諦めざるを得ないかもしれない
→はい!手話通訳者!
のような感じです。
難しいですか?
視力の悪い人がメガネをかける。
それと同じことです。
すごく当たり前のことですよね?
メガネをかけたら、よく見える。だからメガネをかける。
有名なのがこれですね。
すごくわかりやすい。
合理的配慮、もっともっと広まって
当たり前が増えるといいな~と思っています。
さて。
子どもたちも私たち大人も、
得意なことや苦手なことがあるわけですが、
集団の中で「みんなと同じ」だと
自分の良さが発揮できないことがありますよね。
学校では、子どもたち一人ひとりが
学びやすい環境を作っていかなければ
合理的配慮に欠けていると言えるでしょう。
そこで。
入学前にできること
③合理的配慮の相談をしよう!
これをしていきましょう。
「合理的配慮のお願い」ではなく「相談」というスタンスがいいと思います。
校長、特別支援学級の担任、特別支援コーディネーターと面談して、
「相談」していきます。
「お願い」だと、保護者からの一方的なものになりやすいので、「相談」です。
「相談」だと、教員側もお話を伺うだけでなく、
「だったらこうしよう!」「こんな支援もできる!」
と意見が出やすいものです。
言葉一つでこうも違うのか・・・
って経験ありますよね?
実りの多い面談になりますように。
合理的配慮の実際の進め方は
・合理的配慮の相談がしたいことを学校に伝える
・面談をして、どんなところに困り感があるのかを伝える
・一緒にどんな配慮ができるか話し合う(お互い無理のないように)
・学校と家庭が合意したうえで、実施していく(←入学後)
・年1~2回は見直しをしていく(個人面談等で)
にゃお先生が見てきた合理的配慮は
・目が悪い子は見やすい席に
・視界に情報が多いと集中できない子は、掲示物の少ない前のほうへ(一般級)
・文字を読むことが苦手な子は、テストの際、問題文を読み上げる
・漢字が苦手な子には、ルビを
書ききれないほどあります。
だって一人ひとり配慮は違うから!
というわけで。
入学前に相談しとくといいのでは?と思うことは
・知っている友達がいると落ち着いて行動できる
→保育園や幼稚園の友達と同じクラスにしてほしい(交流級)
・靴箱やロッカーの位置
→出席番号順ではなく、本人が間違えにくい場所にしてほしい
→シールでわかりやすくしてほしい
・見通しがもてると落ち着ける
→1日の予定を朝確認してほしい
→急な予定変更は個別に声かけしてほしい
→1日の予定を机に貼ってほしい
・慣れない場所では不安になりやすい
→入学式の予行練習をしてほしい
共通しそうなことは、このようなことかな~と思います。
こんな感じで、「こんなことで困りますリスト」を持っていくと
スムーズだと思います!
入学式の予行練習は、前日夕方には会場準備が終わっているはずなので
紅白幕で四方囲まれた体育館の様子や
入場の仕方の体験、座る場所の確認などができると思います。
座る場所に関しては、合理的配慮の相談もできますね。
一人で長い時間座るのが心配でしたら、
教員が隣にさりげなく近くに座って
入学式の進行状況を伝えていくなんてことも可能でしょう。
にゃお先生は、
イラストで作った式次第を用意して
お子さんの好きなキャラクターのシールを
【1つ終わると1つ貼る】
なんてことをしながら過ごしたことがありました。
保護者は長い間の着座は難しいと大変心配されていましたが、
最後までにこにこで座っていられましたよ~。
入学式は本当におめでたい式です。
ぜひすばらしい時間になるよう
学校と話し合ってみてくださいね。
もし、うまくいかなくて
涙の入学式になってしまっても大丈夫ですよ~。
いつか笑い話になります。
それくらい6年間で子どもたちは成長しますから!
今日も長くなってしまったのでここまでで!

