なんとなく2月に1回のペースで進めております「究極のパンクロック・ソング」のコーナー。Vol.18まで予定しておりますので、ちょっとペースを上げて年内に終わらせたいと思ったりしていますが、どうなるかわかりません。今回は77~78年のナンバーが並びました。

 


(71) Sweet Gene Vincent / Ian Dury & The Blockheads (1977)
(72) Something Better Change / The Stranglers (1977)
(73) Prove It / Television (1977)
(74) Neon Shuffle / XTC (1978)
(75) Holidays in the Sun / Sex Pistols (1977) 

まずは、イアン・デューリーのスティッフ・レコードから初のリリースとなったアルバムから、(71)"Sweet Gene Vincent"をピックアップしました。当時はパンク・ロック扱いされていますが、今聴くと、どう考えてもパブ・ロックの系列ですね。とは言え、当時はUKパンクのゴッドファーザー的な扱いがされていたように思います。オールディーズ調のご機嫌なナンバー。
https://www.youtube.com/watch?v=fOHuNsd3fhU

続いては、ザ・ストラングラーズの2ndアルバム収録曲、(72)”Something Better Change"。日本公演では、英語がわからない観客相手に3回もアンコールで演奏したという、いわくつきの曲(という私の記憶)。当時の彼らの勢いを感じる激しいナンバー。
https://www.youtube.com/watch?v=QTIhiyurWEc

さらに、テレヴィジョンのデビュー・アルバムから、(73)"Prove It"をピックアップ。アルバムのラス前に配された、ややポップな味付けがされた曲で、シングル・カットもされたようです。とにかく捨て曲なしのアルバム、どの曲も素晴らしいです。
https://www.youtube.com/watch?v=-kS2t2YTBFs

これまたデビュー・アルバムからの1曲。XTCの(74)"Neon Shuffle"をピックアップ。アルバムのラストに収録された、エキセントリックな彼らのサウンドを象徴するナンバー。尖がったサウンドが印象的でした。
https://www.youtube.com/watch?v=nVsco1JFICI

今回はラストは、これまたデビュー・アルバムからの1曲。セックス・ピストルズの(75)"Holidays in the Sun"。アルバムのオープニング・ナンバーで、シングル・カットもされました。待ちに待ったアルバムの1曲目ということで、当時、大絶賛した曲でした。



今回は大物パンク・バンドのデビュー当時のナンバーが集中した感がありますね。残すところあと3回。同じようなバンドが毎回登場しそうですが、お付き合い下さい。