以前から気になっていた、ジャズ漫画「Blue Giant」。
この2月にアニメ映画化され、
上原ひろみが音楽を担当するということを知り、
遂に、しっかり読んでみようと思い、本屋へ行ったら、
1~4巻がパックになって売られていたので、
ゲットして、先週末、一気に読みました。
漫画の方は、第3シーズンまで行っており、
主人公が世界的なジャズ・プレイヤーになっているそうですが、
10巻完結の第1シリーズの冒頭4巻は、
地元仙台の高校生がサクソフォンを毎日練習して、
卒業して東京に出ていく、本当に冒頭のお話でした。
「オレは世界一のジャズ・プレイヤーになる」とつぶやく姿は、
ジャズ版「One Piece」といった感じでした。
ただ、登場人物が皆いい人で、心ほっこりさせられるところや、
主人公が白熱の演奏をしている様子を、
音なしで、漫画で表現しているところが凄いと思いました。
これを音をつけて映画にするという試み、
ぜひ、体験してみたいと思っております。
最近、ディアゴスティーニでブルーノートのシリーズ雑誌を刊行したのも、
この漫画の映画化とタイアップしてるのではと思っております。
第1巻で主人公が初めて仙台のジャズ・バーに出演して、
大失敗した時に演奏したナンバーの代表的ヴァージョンです。
スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルトの
"A Girl from Ipanema (イパネマの娘)"をお聴き下さい。