ビルボードのNo.1ソングを時系列にご紹介しております。

このシリーズも遂にこのバンドが登場して参りました。

アース・ウィンド&ファイアの初の全米No.1ヒットです。

意外なことに、彼らにとって唯一の全米No.1でした。

1975年5月24日、1週のみの首位でした。

 

 

モーリス・ホワイトを中心に69年に結成。

71年にレコード・デビューを果たし、

徐々に、R&Bチャートでヒットが出だします。

75年に発表された彼らにとって6枚目のアルバム、

"Thet's the Way of the World"がR&Bチャートだけでなく、

全米アルバム・チャートでも首位に立ちました。

このアルバムから先行シングルとして発表された

この曲も人気を集め、世に知れ渡ることとなりました。

 

ただ、日本の洋楽ファンの間では、この時点では、

それほどの知名度はありませんでした。

そんな中、渋谷陽一氏が彼らに注目し、

ロック番組の中で紹介したことで、私は初めて知りました。

記憶は定かではありませんが、この曲をかけていたと思います。

日本では、この次のアルバムからラジオで頻繁にかかるようになり、

さらにその次のアルバムからシングル・カットされた

"Fantasy"で人気が爆発したといった感じでした。

 

今から振り返ると、彼らの代表曲でありますし、

スリリングなファンク・リズムが素晴らしいナンバーです。