決して、忘れていたわけではないのですが、「究極のパンクロック・ソング」の企画。なんと昨年のGW以来のアップ。昨年の6月末に東京に移住してから初のアップということになります。

今回は75年から79年の曲を5曲ピックアップいたしました。徐々に、パンクからニューウェイヴへと移行して行く流れを感じる部分もありますが、アーティストは全て、元祖的パンク・バンドであり、パンク・シンガーです。

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(46) Valley of the Doll / Generation X (1979)
(47) Kimberly / Patti Smith (1975)
(48) Goodbye Toulouse / The Stranglers (1977)
(49) Pinhead / Ramones (1977)
(50) I Fought the Law / The Clash (1979)

まずはジェネレーションXの2ndアルバムから、そのアルバム・タイトル曲「(46) Valley of the Doll」をピックアップいたしました。ビリー・アイドル率いる、勢いで引っ張ってくパンク・バンドでしたが、この曲なんかは、歌心も感じられるポップ・ナンバーなので、結構、意外な感じがした曲でありました。
https://www.youtube.com/watch?v=NOHrrrsemxw

ここで、元祖パンクに戻っていただき、パティ・スミスのデビュー・アルバムからの1曲です。B面のトップに収録されていた「(47) Kimberly」。 13年の金沢公演では、オープニングに取り上げた曲ということもあり、個人的にはリアルタイムの時以上に、思い入れが深くなった曲でした。
https://www.youtube.com/watch?v=AYDzq_3mT_E

もう1つ、元祖パンクのデビュー・アルバムからの1曲。UKパンクの中でも、特異な存在感を放っていたザ・ストラングラーズ「(48) Goodbye Toulouse」。個人的には、デビュー・アルバムの中で、最も気に入っている曲です。陰影のあるメロディや、切迫感溢れるリズム感が最高です。2ndアルバム以降の彼らのサウンドのプロトタイプと言ってもいいのではないでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=VaYzDNfgTDc

英米入り乱れての選曲となりますが、続いては、NYパンクの代表格、ラモーンズの登場。2ndアルバムに収録された「(49) Pinhead」は、彼らの代表曲の1つ。「ガバ、ガバ、ヘイ!」の掛け声が印象的で、リズムの切れ味も素晴らしい。
https://www.youtube.com/watch?v=6BBfybCPkjA

そして、今回ラストは、ザ・クラッシュの79年のシングルからの1曲、「(50) I Fought the Law」。オリジナルは、バディ・ホリーが事故死により抜けた後のザ・クリケッツが60年に発表した曲で、65年にボビー・フラー・フォーがカヴァーして有名となった曲。これをクラッシュがパンキッシュにカヴァーしました。日本のCMで使われたことでも有名になりました。



次回の掲載はいつになるかわかりませんが、この特集、まだまだ続きます。