私が音源を保有するアーティストをアルファベット順にご紹介する週末企画。先週はお休みをいただきましたが、今週はしっかりと進めましょう。このコーナーもいよいよ終盤、「W」の項を進めております。さっそく参りましょう。
#809 Willie nelson & Wynton Marsalis
まずは、カントリー界の大物ウィリー・ネルソンとジャズ・トランペット奏者ウィントン・マルサリス、そこにノラ・ジョーンズも加わった企画コラボです。11年に、この3人によるレイ・チャールズのカヴァー・アルバムが発表されました。07年にネルソンとマルサリスが初めて共演し、その第2弾として、09年にニューヨークのローズ・シアターにジョーンズを招いて行われたライヴを収録したものでした。
【音源保有アルバム】
←Here We Go Again: Celebrating the Genius of Ray Charles (2011)
#810 Wilson Pickett
続いては、アトランティックの男性ソウル・シンガー、ウィルソン・ピケットです。55年にゴスペル・シンガーとして活動を開始し、59年にはR&B歌手に転向し、ファルコンズというヴォーカル・グループに参加。その後、60年代初頭にソロ・シンガーとなり、65年に「In the Midnight Hour」にて、R&Bチャートのトップに立ち、R&Bシンガーとして高い人気を勝ち得ました。その後、80年代までコンスタントに活動しましたが、06年に亡くなっています。
【音源保有アルバム】
←The Exciting Wilson Picket (1966)
#811 The Wilsons
次に登場するのは、ザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンの2人の娘によるザ・ウィルソンズです。ザ・ママス&ザ・パパスのジョン&ミッシェル・フィリップスの娘と3人でウィルソン・フィリップスとして90年にデビュー。これが大ヒットを記録します。その後、3人組としては活動を休止しますが、ウィルソン姉妹は、97年にデュオとしてのアルバムを発表します。さすが娘が可愛いのかブライアンも参加しておりました。その後、ウィルソン・フィリップスとしての活動を再開しています。
【音源保有アルバム】
←The Wilsons (1997)
それでは、キャロル・キングが01年に発表した「Monday without You」のカヴァーをお聴きください。
https://www.youtube.com/watch?v=dJ0K-XsNiIo
https://www.youtube.com/watch?v=dJ0K-XsNiIo
#812 Wire
本日ラストは、UKのポスト・パンク・バンド、ワイアーです。76年に結成され、77年にデビュー。パンク・サウンドを引き継ぎながら、実験的な要素もふんだんに取り込み、当時でも異色の存在でした。80年に解散し、その後、再結成・活動休止を繰り返しながら、現在でも活動を続けています。その後のミュージシャンに与えた影響力は極めて大きく、ロック史の中でも、いまだに評価の高いバンドです。
【音源保有アルバム】
←154 (1978)
Change Becomes Us (2013)
それでは、3rdアルバムから、「Map Ref. 43N 93W」をどうぞ。
今回もヴァラエティに富んだラインアップとなりました。
「W」の項、次回で最終回となります。
「W」の項、次回で最終回となります。