ホント、冬の週末はほとんど予定が入らないので、余裕をもって週末企画を進めることができます。今週も、私が音源を保有しているアーティストをアルファベット順にご紹介する「ロック・ディレクトリー」を進めて参りましょう。
追補編第2弾も、今回でほとんど終了。次回からは、通常ベースに戻ることができそうです。今回もしっかりと進めて参りましょう。
#765 The Rascals
#558でUKのザ・ラスカルズをご紹介しましたが、こちらはUSはニュージャージーで結成された4人組。当初、ザ・ヤング・ラスカルズと名乗ってましたが、68年の4枚目のアルバムからヤングがとれて、ザ・ラスカルズとなっております。
65年にシングルで、66年にアルバムでデビュー。当ブログの「ビルボードNo.1ズ」でもご紹介した通り、66年に「Good Lovi'」全米No.1を獲得。3reアルバムのタイトル・ナンバーも67年に首位に立ち、メジャーな存在となりました。
R&Bテイストのサウンドが注目され、なんと白人にも関わらず、アトランティック・レコードに所属しておりました。
【音源保有アルバム】
The Young Rascals (1966)
Collections (1967)
Groovin, (1967) →
Once Upon a Dream (1968)
Freedom Suite (1969)
#766 The Record Company
続いては、若手のブルーズ・ロック・バンド、ザ・レコード・カンパニーです。音楽配信の時代に、なんともアナクロなバンド名に心が動かされます。11年にロスアンゼルスで結成され、12年にシングルとEPでデビュー。間が空いて、16年にアルバム・デビューを果たしました。
私はYouTubeでその存在を知ったのですが、この時代になんとも嬉しい、コテコテのブルーズ・ロックを奏でており、それがまた、シブいと言うより、格好いいものだったので、思わず購入してしまいました。
【音源保有アルバム】
←Give It Back to You (2016)
それでは、デビュー・アルバムのオープニングを飾った、'''「Off the Ground」をご覧下さい。
#767 Spoon
次に登場するのは、USのインディー・ロック・バンド、スプーンです。テキサス州はオースティン出身のバンドで、94年に結成されているようです。96年にデビューし、00年代後半から、注目を集めるようになりました。ビルボードのジャンル別チャートにおいては、常時上位に来ています。
インディらしい、乾いた感触のサウンドに、ちょっと風変わりなメロディを乗せ、実験的なエフェクトも組み込んだりして、インディらしさに溢れるサウンドです。9枚目のアルバムが昨年発表されています。
【音源保有アルバム】
Ga Ga Ga Ga Ga (2007) →
Hot Thoughts (2017)
それでは、彼らの代表作の1つ、07年の「Ga Ga Ga Ga Ga」から、「You Got Yr. Cherry Boy」をどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=nkA-L3mK7q8
https://www.youtube.com/watch?v=nkA-L3mK7q8
#768 Stanley Clarke
そして、本日ラストは、久々のジャズ・ミュージシャン。天才ベーシストとも謳われたスタンリー・クラークです。チック・コリアと結成したリターン・トゥ・フォーエヴェーで、その存在をジャズ界で知られることとなり、並行してソロ活動も開始。70年代には、ジェフ・ベックとも交流を深めたことで、ロック・ファンにも広くその名を知られるようになりました。
パーカッシヴなベース・プレイがウリで、ジャズ、ファンク、フュージョン等の音楽性を兼ね備え、ロック・ファンにもファンが多くおりました。
10年に発表されたアルバムをゲットしております。
【音源保有アルバム】
←The Stanley Clarke Band (2010)
今回は、ブルー・アイド・ソウル、ブルーズ・ロック、インディ・ロック、ジャズと、幅広いジャンルのラインアップでした。追補編、あと1バンドです。