今年は年の初めから訃報が相次ぎましたが、
年末も近づいた11月13日、また、新たな訃報が届きました。
歴史的なロックの現場に立ち会い、
スワンプ・ロック隆盛の立役者となった、
レオン・ラッセルが、ナッシュビルの自宅で亡くなったそうです。
享年74歳。

実は、私、ラッセルのアルバムは1枚も持ってなくて、
このような記事を書くのは分不相応であります。

個人的に最初に知ったのは、ミュージック・ライフで、
鼻水垂らしたフォトが載っていたのが話題になった時。
そのうち、カーペンターズのいくつかの曲を
書いた人であることを知って、只者でないと認識。

だいぶ後になって、ジョー・コッカーの
マッド・ドッグス&イングリッシュメンや、
デラニー&ボニーの作品にも深く関わっていたことを知り、
この人のロック・シーンへの貢献を深く理解した次第です。

そう言えば、ニューヨークのライヴ・ハウスで
エドガー・ウィンターとのジョイント・ライヴを
観たこともありましたっけ。

本日はそんな彼が関わった名演の中で、
個人的には最も好きなカーペンターズ・ソングを、
マッド・ドッグス&イングリッシュメンで披露された
リタ・クーリッジが歌うヴァージョンで追悼したいと思います。
「Superstar」です。