私が音源を保有するアーティストをアルファベット順にご紹介しております、「ロック・ディレクトリー」のコーナー。今週もしっかり進めて参ります。
長らく続けて参りました「R」の項も今回を含めてあと3回となりました。なんとか今月中に終えたいところです。
#593 Ronnie Wood
トップ・バッターは、前回登場したザ・ローリング・ストーンズの一員、ロニー・ウッドです。ロンと呼ばれることが多いですが、ソロ・アルバムの名義をみてますと、ロニーの方が多いようです。
第1期ジェフ・ベック・グループにロッド・スチュワートとともに参加。2枚のアルバムを制作後、スチュワートとともに脱退し、スモール・フェイシズ、改めフェイシズに加入。74年以降はソロ・アルバムも発表しています。76年にはミック・テイラーの後釜としてストーンズに加入。以降、現在までストーンズとソロで活動しています。
【音源保有アルバム】
I,ve Got My Own Album to Do (1974)
Now Look (1975)
Gimme Some Neck (1979) →
Slide on This (1992)
I Feel Like Playing (2010)
#594 Ron Sexsmith
続いてはカナダのシンガー・ソングライター、ロン・セクスミスです。91年にインディからアルバムを発表。31歳になった95年にゲフィンと契約を交わし、遅咲きのメジャー・デビューを果たします。エルヴィス・コステロが絶賛したこともあって、注目を集め、人気が拡大していき、現在も活動を続けています。
ポップなメロディと優しいヴォーカルで、とっても好感の持てるシンガーです。
【音源保有アルバム】
Blue Boy (2001)
Time Being (2006) →
#595 Rory Gallagher
そして、今度はアイルランド出身のギタリスト、ロリー・ギャラガーの登場です。アイルランドでテイストというバンドを結成し、ロンドンに進出し、69年にデビュー。70年のワイト島フェスティヴァルに出演し、好演するもののバンドは解散。71年からはソロ活動を開始。80年代活動が低調になった時期もありましたが、80年代後半からはライヴ・ツアーも度々行っていました。95年、長年の飲酒癖がたたり47歳の若さで他界しています。
【音源保有アルバム】
Tattoo (1973) →
Against the Grain (1975)
Calling Card (1976)
#596 Roxy Music
本日ラストは、またまた大物の登場。70年代のUKロック・シーンを華麗に彩った、ロキシー・ミュージックです。71年にバンドの形ができあがり、同年初ライヴを披露。72年にデビュー・アルバムを発表。グラム・ロック全盛時のデビューであったことから、彼らもその一派と見なされてますが、その独特の音楽性は、他に類するものがありませんでした。特にイーノの実験的サウンドとファッションは、目を見張るものがありましたが、2ndアルバム発表後脱退。ブライアン・フェリー主導の耽美派的サウンドへと変化していきます。
76年に一旦解散するも、78年に再結成され、その音世界を極め、ラスト・アルバム「Avalon」を残し、83年に解散。01年にリユニオンし、10年には来日もしています。
【音源保有アルバム】
Roxy Music (1972)
For Your Pleasure (1973)
Stranded (1973) →
Country Life (1974)
Siren (1975)
Manifesto (1979)
Flesh + Blood (1980)
Avalon (1982)
それでは、彼らの代表曲、「Song for Europe」をどうぞ。
ということで、今回は70年代に活躍した人が中心のラインアップになりました。