これまで、ザ・ビートルズのアルバムは、
レコードからCDに切り替えられるタイミングを捉え、
UKオリジナル・アルバムに統一するという作業が行われました。
 
そんなわけで、日本でも入手可能だったUS盤は、
CDの時代になってからは廃盤状態となり、
時折ボックス・セットの形で2回に分けて発表されてましたが、
一般的には、歴史の闇に葬ってしまおうという感じでした。
 
ところが、ビートルズUSデビュー50周年を迎え、
なんと、USのキャピトル・レコードから発表された、
インチキくさい作品がボックスと、バラで再発されました。
 
「Yesterday And Today」もブッチャー・カヴァー付きってことで、
こちらも触手を伸ばされましたが、
UK盤だけでは絶対にゲットできない音源収録の、
「A Hard Day's Night」「Help!」をゲットいたしました。
映画の挿入歌で、ビートルズの演奏ではないのですが、
映画のシーンを思い起こせる音源です。
 
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A Hard Day's Night
 なぜか映画には取り上げられなかった、「I'll Cry Instead」が収録されています。
 
Help!
 タイトル曲の冒頭に007みたいなイントロが挿入されていてビックリ。
 「A Hard Day's Night」のインド音楽風ヴァージョンも収録されています。
 これが、一説では、ジョージがインド音楽へ傾倒するきっかけとも言われています。