順調に進んでおります「英米歌合戦」。組み合わせにいろいろと注文をつけられながらも、それなりの投票をいただき、合戦らしくなっております。

前回は「ブギウギ列車対決」(エアロスミスのヴァージョンの邦題が「ブギウチ列車夜行便」だったことからこのタイトルをつけました)ということで、エアロスミスVSザ・ヤードバーズという、「Train Kept A-Rollin'」を介しての対決となりました。結果は。。。

US:エアロスミス   10票
UK:ザ・ヤードバーズ 3票

ということで、後半戦に入ってUSの2連勝。これで通算UKの8勝4敗と、徐々にUSが巻き返しております。

それでは、第13回戦、始めます。

Heat13

今回はMTV勃興期に、プロモーション・ヴィデオが話題になり、メジャーな存在となって成功を収めた2組の対決。題して「ウォッチン・ユー対決」です。

Daryl Hall & John Oates (US)

イメージ 1

今やサイモン&ガーファンクルを抑え、最もセールスが高かった男性デュオとも言われるダリル・ホール&ジョン・オーツです。
ソウルの街フィラデルフィアで結成され、ブラック・ミュージックに影響を受けたサウンドに一貫して取り組んできました。白人のソウルと言う意味で、ブルー・アイド・ソウルとか、プラスティック・ソウルと呼ばれました。
70年代中盤にブレイクしますが、一旦低迷。80年代に入ってからMTVの勢いにのって大ブレイク。数々のNo.1ヒットを飛ばします。
一時期、活動休止期間もありましたが、ソロ活動も並行しながら現在も活動を続けています。2011年震災前の2月にも来日しています。

まずは、全米No.1ヒットとなった彼らの代表曲。
Private Eyes

from "Private Eyes" (1981)

そして、彼らにとって初の全米No.1を獲得し、その存在を世に知らしめた名曲。
Rich Girl
http://www.youtube.com/watch?v=acBmmHApezc
from "Bigger Than Both of Us" (1976)


The Police (UK)

イメージ 2

当初はUKパンクの新人といった形で78年にデビュー。パンクの連中が良く聴いていたレゲエも取り入れたして、新しいタイプのロック・サウンドでデビュー当初から話題になりました。80年、81年に来日しており、私も80年の中野サンプラザで観ることができました。
しかし、徐々にメンバーの音楽的素養を現し、パンク、ニューウェイヴといったジャンルを一気に飛び越え、メイン・ストリームのロック・バンドとして、こちらもMTVを利用しながら、メジャーな存在となって行きます。
人気絶頂の84年に解散。ヴォーカル&ベースのスティングは、ソロとしても成功を収めます。07年から翌年にかけてリユニオン・ツアーを実施。08年2月には来日も果たしてます。
どうでもいいことですが、ギターのアンディ・サマーズはポール・マッカートニーと同い年。

まずは彼らの2ndアルバムから、初の全英No.1獲得曲。
Message in a Bottle
http://www.youtube.com/watch?v=AO4Je4JOikA
from "Reggatta de Blanc" (1979)

そしてラスト・アルバムからグラミー賞最優秀楽曲賞獲得曲。
Every Breath You Take

from "Synchronicity" (1983)


さあ、あなたはどちらに投票されますか。

投票はフロント・ページからお願いします。期間は7日間。2月8日(金)締切です。