いよいよロンドン・オリンピックの開幕も近づいて参りました。ただいま男子サッカーの第1戦を見ながらこの記事を書いております。こういう時はあえて、記事を書く必要はないのですが、眠ってしまわないためにも、パソコンに向かっております。

かといって、集中して記事書いているわけにも行かず、そんな時のための主体性のない便利な企画。ランダム機能を使って出てきた曲を5曲ご紹介するコーナー、本年3月以来の6回目登場です。さあ、今回もどんなワイルドな曲が飛び出してくるでしょうか。

Round 6


① Roads Girdle the Globe / XTC
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さて、まずは出まして、私のモスト・フェイヴァリット・グループの1つ、UKニューウェイヴの仇花、XTCの3rdアルバム「Drums And Wires」(1979)から、A面ラストを飾ったヘビーな1曲。軍隊の行進みたいに迫力満点で迫ってくるサウンドと、研ぎ澄まされたギターやヴォーカルが印象的な1曲。このアルバムでXTCは大きな飛躍を遂げました。
http://www.youtube.com/watch?v=X8OZ9bUPeYY

② Everydays / Buffalo Springfield
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またまた、ニール・ヤングスティーヴン・スティルスリッチー・フューレーが参加していたことで伝説扱いされるUSバンド、バッファロー・スプリングフィールドの67年発表の2ndアルバムから。スティルス作の、マイナー調のちょっとお洒落な作品。ジャズやブルーズの影響を受けながら、間奏のギターはサイケです。
http://www.youtube.com/watch?v=I1KuyqwU9mc

③ Magic Johnson / Red Hot Chili Peppers
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いまや現役最高のロック・バンド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズが本格的なブレイクを果たした89年の作品「Mother's Milk」からの1曲。タイトルは、当時マイケル・ジョーダンと並ぶ人気のあったバスケット・ボール選手の名前。まだまだ荒削りなレッチリのサウンドは、激しく、切れ味の鋭く、躍動感あふれるものでした。
http://www.youtube.com/watch?v=w1IF26kj9_w&feature=fvst

④ More Than This / Roxy Music
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打って変わって、こちらは円熟の境地に入りこんだ、はぐれグラム・ロック、ロクシー・ミュージックのラスト・アルバム、「Avalon」(1982)のオープニング・ナンバー。シングル・カットもされ、ロクシーを代表する1曲です。とにかくこの曲の抜けたような透明感・清涼感は、ともすればドンヨリとした雰囲気に包まれ勝ちなロックの世界に新鮮な衝撃を与えました。
http://www.youtube.com/watch?v=kOnde5c7OG8

⑤ Tired of Sex / Weezer
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そしてラストは、泣き虫ポップの帝王、リバース・クオモ率いるウィーザーの2ndアルバム「Pinkerton」(1996)の、これまたトップを飾った、ハード・ポップ・ナンバー。アルバム通して、クオモのメロディ・メーカーとしての実力を十二分に味わえるいいアルバムだと思います。
タイトルの状態は羨ましい限りですが、クオモに言われてもなんかあんまり現実味がないような気がします。




今回も新旧英米、いいバランスの5組が並びました。好みのバンドがうまく5曲並び満足な選曲になりました。