4月上旬から競ってきました、NHLの王者を決めるスタンレー・カップ。
4回にわたる7回戦のカードを、2か月にわたって戦って来た末、
遂に王者が決まりました。
東・西各コンファレンスから8チーム、計16チームで行われたトーナメント。
東コンファレンスからは、フィラデルフィア・フライヤーズ
西コンファレンスからは、シカゴ・ブラックホークス
が、それぞれ勝ち上がり、
5月29日からこの両チームによる、
最終決戦が行なわれておりました。
第1試合から第4試合まで、
1点差の均衡したゲームが続いて(第3試合は延長に突入)、
2勝2敗のタイとなり、最終戦までもつれるのは必至かと思いましたが、
第5戦を制したシカゴが、これまた延長までもつれた第6戦を制し、
見事、スタンリー・カップをゲットいたしました。
第1試合(5/29) シカゴ 6-5 フィラデルフィア
第2試合(5/31) シカゴ 2-1 フィラデルフィア
第3試合(6/ 2) シカゴ 1-2 フィラデルフィア
第4試合(6/ 4) シカゴ 3-5 フィラデルフィア
第5試合(6/ 6) シカゴ 7-4 フィラデルフィア
第6試合(6/ 9) シカゴ 4-3 フィラデルフィア
第2試合(5/31) シカゴ 2-1 フィラデルフィア
第3試合(6/ 2) シカゴ 1-2 フィラデルフィア
第4試合(6/ 4) シカゴ 3-5 フィラデルフィア
第5試合(6/ 6) シカゴ 7-4 フィラデルフィア
第6試合(6/ 9) シカゴ 4-3 フィラデルフィア
やはり、第5試合で大勝したシカゴが、
第6試合でもその勢いを持続し、
見事、延長ゴールを決めて、4勝2敗で優勝を収めました。
敵陣での表彰式、特に、サポーターが熱いフィラデルフィアで、
なかなかスリリングな雰囲気がありましたが、
このプレイオフのMVPを獲得した、
キャプテンのジョナサン・タウズ(プレイオフ22試合で、7得点、22アシスト)に
カップが渡されました。
シカゴがスタンレー・カップを獲得したのは、
61年以来、49年ぶり4度目。
シカゴの街は、大いに盛り上がってることと思います。
本当、今回、ネット上とはいえ、
NHLのプレイオフをリアルタイムで楽しまさせていただきましたが、
レギュラー・シーズン以上に緊迫した試合を、
いくつもハイライトながら楽しむことができて、たいへん面白かったです。
今月末にはドラフトもあり、来シーズンに向けてのチームづくりが始まり、
その辺の動きも注目していきたいと思いますし、
10月まで、各チームや選手のことをいろいろ勉強して備えていきたと思います。
それでは、シカゴの優勝を祝して、
ロバート・ジョンソンの「Sweet Home Chicago」をお聴き下さい。